台湾やタイなど人気の国に行ったことがある人ならもう少し遠い国に行きたいと思うのではないでしょうか。シンガポールやバリ島などは日本から7時間以上かかりますが、少し海外経験のある人なら一度は行きたいおすすめの国です。今回は観光地の紹介、グルメなどを徹底的に比較しますのでこの記事を参考に次に行く海外旅行先を決めてみてください。
バリ島・マレーシアどっちの観光地が面白い?シンガポールは?英語は通じる?
バリ島
ヒンズー教の文化が豊かで観光地としてなかなかお勧めできる場所の一つです。寺院の彫刻やバロンダンスなどの舞踊などのオリジナリティーも高く見応えがあります。島自体が観光地なので割と英語が通じるのでとても便利。日本語を理解できる人もいるようです。個人的にはこの3つの中では一番観光としては面白くリラクゼーションや観光目的であればバリにしておくのが良いと思います。
バリ島のタマン・アユン寺院は世界遺産にも登録されており、茅葺の屋根が特徴的です。二重に巡らされた水路も魅力的です。
寺院などで見られる彫刻なども非常に緻密で見応えがあります。
棚田にヤシはいかにもバリらしい風景です。
海の中の大きな岩の上に建てられ、干潮時には陸続きとなるタナロット寺院。夕日の美しい場所としても知られています。
獅子舞のようなバロンダンス。芸能も非常に素晴らしいのでケチャダンスなども機会があると見てみると良いでしょう。
ツアーはいくらぐらい?
クアラルンプール経由のマレーシア航空だと6日間で7 万円台からのツアーがありました。ガルーダ航空だと直行便がありますが、2023年はかなり値が上がっています。(最安値でも14万円から)時間が許せばマレーシア航空で行くのがおすすめです。
マレーシア
多民族国家で、マレー系60%中華系20%のほかインド系なども。イギリスの植民地だったので英語のレベルも高く観光地以外でもあまり苦労しないと思います。観光はクアラルンプールでのツインタワーやモスクが主なみどころで、世界遺産にも登録されたマラッカやジョージタウンなどヨーロッパの影響を強く受けた都市を見に行くのもおすすめです。ランカウイなどの島はリゾート地としても有名です。
クアラルンプールのシンボル、ツインタワー。
バトゥ洞窟。クアラルンプールの近郊にあり、カラフルな階段などがとても人気のスポットです。
マラッカは世界遺産にも登録されている都市で、クアラルンプールから車で約3時間ほどでつきます。オランダ広場はマラッカの象徴ともいえる場所でサーモンピンクで塗られた教会や時計台があります。
マラッカ海峡モスクは海に浮かんでいるようにも見える美しいモスク。
ツアーはいくらから?
初心者はHISが出しているクアラルンプール4日間のツアーがおすすめです。LCCのエアアジアで行くツアーだと6万円台からツアーがあります。インターコンチネンタルやリッツカールトンなど高級ホテルに泊まるプランでも8万円台からのツアーがあり日本で泊まるよりかなりお得感があります。ランカウイやペナンへのツアーは少ないのでサプライスなどで格安航空券を買うと良いでしょう。サプライスはHISが運営している格安航空券に特化した会社でHISで買うものより数万円安いこともあります。ただしトラブル時に海外支店などでサポートを受けられないので旅慣れた人向けです。
シンガポール
シティライフを楽しむのが中心になりますが、マーライオンや熱帯植物が美しい植物園などもあります。インド人街ではヒンズー教の寺院なども楽しめます。
ツアーはいくらから?
バリ島・マレーシアどっちの物価が安い?治安は?
東南アジアで気になるのはどれだけ豪遊ができるかということではないかと思います。バリ島やマレーシアは物価が安い割に治安がいい方だと思います。
バリ島
バリは日本の物価の三分の一から二分の一ぐらいなのでお得感があります。ただし高級ホテルは日本並みに高いところもあるので、高級リゾートで過ごす際は気をつけると良いでしょう。
マレーシア
マレーシアも日本の物価の三分の一から二分の一ぐらいなのでお得感があります。前述の通りお酒などは高価です。
シンガポール
シティライフや治安の良さではシンガポールがダントツ。現地のタクシーのおじさんは、公園で寝ていても物を取られたりしないほどの治安の良さだといっていました。物価は日本と同じぐらいか少し高いといった感じです。
バリ島・マレーシア・シンガポールどこのグルメが一番おすすめ?
この中ではマレーシアが一番安くて料理のオプションも広いので、グルメ目的であればマレーシアがおすすめです。シンガポールはマレーシアの食文化圏に入っているといっても差し支えないほど、共通した食べ物がたくさんあります。ただしシンガポールは物価が高いのでマレーシアほどには食べられないと思います。
バリ島
バリ島は特に固有の料理というのはなく、一般的なインドネシア料理が出てきますが、あまり種類がないので長期滞在していると少し飽きてくるかもしれません。
マレーシア
マレーシアは他民族国家なので、さまざまな国の料理が食べられるのが特徴的ですが、マレーシアを代表する料理も紹介します。ムスリムが多いため豚肉はあまり見られません。またお酒も禁止されているため飲める場所でも非常に高価です。
ナシレマッはマレーシアの国民食ともいわれるほどよく朝食や昼食に出てきます。インディカ米にココナッツで味付けをしたものにソースや肉などを載せたものです。
チキンライス。鶏を茹でてとった出汁で炊いたライスがとても美味しい一品です。シンガポールでも有名ですが、中国南部や香港などでも食べられます。
肉骨茶はスペアリブなどの骨付き肉を、生薬とともに煮込んだスープです。シンガポールでもお馴染みの料理。
シンガポール
ラクサはシンガポールだけでなく、マレーシアでもよく食べられるカレー味の麺料理。魚やエビなどで出汁をとっているのが特徴で米麺を使うのが一般的です。
チリクラブはカニを丸ごと
アクセスしやすいのは?安いのはどこ?
バリ島とシンガポールは直行便が出ているのでアクセスしやすいのですが、マレーシア行きはクアラルンプール経由がほとんどで、ペナンやランカウイには直行便がありません。
バリ島
(2023.8月時点) 成田からバリまでガルーダ航空が出ていますが10万以上かかります。以前はかなり安い直行便も出ていたのですが、便数が減っているせいか高くなっている印象です。安く上げたい人はホーチミン経由のヴェトジェットなどだと5万円くらいから出ていることもあるので時間はあるが節約したい人におすすめです。
マレーシア
シンガポール
海の透明度はどう?
この三つは東南アジアなので、沖縄やグアムと比べるとそこまで綺麗ではないかと思いますが、主要な都市から離れて小さな離島に行くとかなりシュノーケリングやダイビングに適したところに行けると思います。
バリ島
バリ島は感動するほど綺麗な海というわけではないのですが、レンボンガン島など離島に行くと透明度はかなり上がる上にマンタなどをシュノーケルでも見られるのでおすすめです。
上の写真はレンボンガン島。マングローブのクルーズなどもあります。
マレーシア
ペナンぐらいだとあまり高い透明度は期待できません。特に空港付近やジョージタウンは生活排水も流れているようでどちらかというとがっかり系の海だと思います。ランカウイはまずまず綺麗な海が広がります。マレーシアでもカリマンタン島の方に行くと、少し綺麗な海が広がり、さらに東にはバラクーダやギンガメアジの大群が見られるシパダンというところがあります。ただしかなり空港からは離れており時間もかかるので注意が必要です。
写真上はランカウイ。まずまず綺麗な海でリゾートらしい砂浜が見られます。
コタキナバルの方に行くとまずまず美しい海が見られます。
シンガポール