記念日やお客様がくるので買ったワイン。ワインに合うおつまみって何でしょう。チーズなんかが筆頭に挙げられそうですが、是非お供にしてもらいたいのがドライフルーツ。ワインも葡萄からできているので、果実同士で香りや味がリンクし、とても相性がとても良いんですよ。栄養満点で健康にもよいドライフルーツですが、ワインにどんなドライフルーツが合うのかご紹介致します。
どういう風にワインとあわせるか
①色であわせる
よくあるのが薄い色のものに白ワイン、色の濃いものに赤ワインというあわせ方をします。白ワインにリンゴやパイナップルなど白や黄色っぽい果物、赤ワインにはレーズンやベリー系などをあわせます。
②香りであわせる
ワインのあわせ方として、香りがにているものを合わせるのも典型的なやり方です。フルーティーな香りやベリーの香りがするものは、それと同系のドライフルーツを選ぶことが容易にできると思います。売り場やラベルに日本語でどんな香りがするのか書いていることもありますし、店員さんに聞いてみるのも一つの手でしょう。
➂産地であわせる
イタリアのトスカーナの食材にはそこでとれたトスカーナのワインがあうという考え方です。ワインの産地とドライフルーツの産地が一緒になることはあまりないのですが、例えばイタリアやスペインの南部のワインからは太陽光が強く感じられ、南国のイメージがするので、トロピカルフルーツを選ぶということが可能です。
④ナチュラルなものを選ぶ
ワインは自然な甘みと相性が良いので、砂糖をまぶしていないドライフルーツが向いています。漂白剤等も使っていない無添加のものを選びましょう。
赤ワインにあうドライフルーツ
では、赤ワインにあうような味の濃いドライフルーツはどんなものがあるのでしょうか。上記の基準を使ってみると色彩は黒や赤の濃い色のドライフルーツが該当します。
①ベリー系
ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、ストロベリー、クランベリー、カシス
ベリー系の香りがするワインと相性がとても良いです。ベリー系の持つ酸味は甘口のワインととてもあいますよ。甘口のポートワインは原材料が黒ブドウでベリー系ととても良い組み合わせです。
②中東が原産地のフルーツ
イチジク、デーツ
イチジクは乾燥させるとプチプチとした種の食感があり上品な甘みをもっています。チーズと合わせてもとても美味しいですよ。デーツは柔らかい食感で味は干し柿や黒糖に良く例えられます。
➂その他の黒っぽいフルーツ
レーズン、プルーン、チェリー
干しブドウから作った赤ワイン、レチョートや辛口のアマローネは、枝付きドライレーズンと組みあわせると、とても素晴らしいコンビネーションが味わえます。プルーンは味が濃いのでフルボディーのワインとよく合います。
白ワインにあうドライフルーツ
白ワインは、白や黄色のドライフルーツがよく合います。また貴腐ワインなど甘いワインもコンビネーションがとても良いです。
柑橘系
オレンジ、レモン
柑橘系の香りがするワインととても相性が良いです。
トロピカルフルーツ系
マンゴー、パイナップル
南の産地のワインや果実味たっぷりのシャルドネ、ニュージーランドのソービニョンブランもよくあいます。ドライマンゴーとサングリアも最高の組み合わせ。南国にいるような気分になります。
その他
アップル 干し柿 キウイフルーツ
ドライアップルはどんな白ワインともあう万能選手。干し柿は和風ドライフルーツですが、びっくりするほどワインにあいますよ。アルコール分解酵素も含まれているので酔い覚ましにピッタリ。チーズとの相性も抜群でお洒落なおつまみとして大活躍です。甘口のリースリングやポルトガルのマデイラともあいます。
まとめ
ワインに合わせるドライフルーツは色、香りがメインの基準になりますよ。ワインを買う前には香りをしっかりと調べてドライフルーツとワインの素敵なマリアージュを楽しんでくださいね。