
コウテイペンギン(エンペラーペンギン)とキングペンギン(オウサマペンギン)。この2つのペンギンはペンギンの中でも一番と二番の大きさを持つペンギンで、姿はよく似ています。野生のコウテイペンギンを見る最低価格は推定250万円ほど(尚2020年はスノーヒル島に行くツアーがないので最低500万ほど)キングペンギンは推定100万円ほどかかりそうです。
見てわかるキングペンギン・コウテイペンギンの違い!実際に比較して見られるのは南紀白浜!
コウテイペンギンの体長は100-130cm、体重は20-45kgでキングペンギン体長は85-95センチメートルほどで体重は10-16キログラム。体長の差は5センチから45cmほどの差になることがわかります。この2種類のペンギンが同時に見られるすばらしい動物園が国内に1か所だけあります。南紀白浜のアドベンチャーワールドです。この素晴らしいショットを見てみましょう。
丸印のある左側がコウテイペンギンで右側にいるキングペンギンに比べると見た目親子ほどの体長の差がありまた、ずんぐりむっくりとした姿であることがわかるでしょう。南極に住むコウテイペンギンに比べ亜寒帯に住むキングペンギンはそれほど寒さを防ぐ脂肪や羽毛は必要でなく、流線型でややほっそりしていることがわかります。また赤い円の中、目の斜め下の白(黄色)の模様を見てください。コウテイペンギンはお腹の白い模様とつながっているのに対してキングペンギンは黄色い模様がグレーの部分に囲まれているのがわかると思います。私がつけた丸の囲いが邪魔なので、ないバージョンも載せておきます。なんとも豪華ショット。名古屋港水族館にもコウテイペンギンはいるのですが、キングペンギンがいないのでこの豪華ショットはアドベンチャーワールドでしか見れません。
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キングペンギンどこに行けば見られるのか-①ニュージーランド
キングペンギンは亜寒帯に住むペンギンで、日本から一番近い場所は、おそらくニュージーランドの南にあるマッコリー島と思われます。ニュージーランドの最南端の都市から出ているこのツアーはヘリテージ・エクスペディションズが行っており日本でもクルーズライフという会社が扱っています。コロナで催行されるかどうかやコロナに感染した場合どうするかという危惧はありますが、2020年の秋,冬も予定されておりツアー自体の一番安い価格はUS$7,500(約80万)から。日本からニュージーランドのインバーカーギルまで格安航空券などを使って20万で行くと仮定すると、約100万ぐらいかかるという計算になります。
このツアー、マッコリー島には上陸許可をもらって上陸できるようなのですが、肝心のキングペンギンの営巣地にはゴムボートのゾディアックからしか見ることができないのが少し気になります。上陸した場合ペンギンは5m程離れてしか見てはいけないのですが、実際にはペンギンの方から近づいてくることが多く、その場合はOKとなりペンギンをかなりまじかで観察しまるで触れ合っているかのような体験をすることができるからです。マッコリー島の営巣地は人が踏み入れる余裕がないくらい密集しているので上陸できないのでしょうが、これをどう思うかだと思います。西遊旅行でも扱っているのですが、添乗員付きで東京からの込みの値段とはいえ168万~ということでかなり高め。金に余裕はあるけど英語の自信がないという方に勧められると思います。
詳しくは動画を見るとわかりやすいと思います。キングペンギンは6:53ぐらいからです。
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キングペンギン ②アルゼンチン/サウスジョージアの場合
アルゼンチンの南東にある島、サウスジョージアのセント・アンドリューズ・ベイは、サウスジョージア島最大のキングペンギンの営巣地で約75,000番(つがい)のキングペンギンが繁殖しています。私はここを訪れたことがありますが、間違いなく死ぬまでに見たほうがよい景色の一つでした。こちらには上陸することが可能で、時期によってはのほほんとしたキングペンギンのひなや卵を温める姿なども見ることができます。また島には捕鯨基地跡や小さな博物館もあり夏の間は観光することが可能です。また5mものゾウアザラシの姿も迫力がありおすすめです。サウスジョージアに行くツアーは様々なものがありアルゼンチンの最南端の都市ウシュアイアからフォークランドを経由するもの、南極半島を経由するもの、サウスジョージアに7日間滞在するものなどさまざまです。最低価格は過去には14日間102万ぐらいのものがありましたが、2020年は23日間US$12,995約140万のツアーが最低価格でした。日本からウシュアイアまでの旅行費を30万で計算すると約170万ぐらいからの計算になります。西遊旅行では
サウスジョージアの素晴らしさは動画でみるとわかりやすいです。是非人生の目標の一つに入れてみてください。
コウテイペンギンのツアー 船と飛行機の場合
コウテイペンギンは南極大陸とその周りの島にすんでいるので、かなり高額になります。その中でもまだ格安なものがあり、大型砕氷船にのってスノーヒル島に近づき営巣地までヘリコプターで行くというツアーが最低価格でUS$19,995約220万円。これに東京からウシュアイアまでの30万をたすとおよそ250万。過去にはこのようなツアーは催行されていたのですが、2020年はないようです。もう少し待つとまた再開されるのではないかと思われます。
代わりにあるのが、チリのプンタ・アレーナスから南極のユニオン・グレッシャーキャンプ地まで飛びさらにコウテイペンギンの営巣地まで小型飛行機で飛ぶというツアーが最低価格でUS$48,950、軽く500万を超すという高価格です。さらにケープタウン出発になりますが、コウテイペンギンと南極点にまで行くツアーに至っては約1000万。しかもこれらのツアーはパラダイス湾、ルメール海峡といった南極半島の風光明媚な地域に行かずほとんどの日程をコウテイペンギンと過ごすというツアーです。私は二日連続でペンギンを見ると少し飽きた感じもあったので長期間ペンギンと過ごしたいと強く思わない人には少しつらいのではとも思います。ベースキャンプの快適さはどれくらいかはわかりませんが、豪華な船旅に比べるとおそらく劣っているのではないかと思われ経済的な余裕に加えペンギン愛が強くないとこのツアーの価値を見出すのは難しいのではないかと思います。
この動画を見てコウテイペンギン愛があるかをチェック。
ヒナはピングーみたいな感じでキングペンギンより愛らしいと思います。
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キングペンギン・コウテイペンギンについて結論
個人的な意見としては、まずキングペンギンとコウテイペンギンをみてどうしてもコウテイペンギンを見たいという人は、スノーヒル島に行くツアーが再開されるのを待つのが賢いと思います。お金に物を言わせられる人は是非500万~1000万を捻出して高額ツアーに参加するのもありでしょう。南極が初めての場合はサウスジョージアのキングペンギンと南極半島に行くツアーが最も感動しすくかつ、この中ではリーズナブルなツアーだと思います。マッコリー島には個人的にいったことがないのですが、キングペンギンを少しでも安くという方にはおすすめできるのではないかと思います。