ニャチャンとフーコックはどちらがおすすめ?季節はいつがいい?新婚旅行には向いている?ブログならではの徹底比較

ベトナムを代表するリゾート地ニャチャンとフーコック島。どちらにしようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。この記事ては二つの島の観光スポットや歴史などの違いについて徹底的に解説していきます。是非旅の役立ててみてください。

ニャチャンとフーコックのベストシーズン

まず初めに乾季と雨季について知っておいた方が良いと思います。ニャチャンとフーコックはベストシーズンが少しずれているので、いつ行くかによって決めるのも一つの手です。乾季に行く方が、海も美しく、いかにもリゾート地といったテンションになります。雨季は波も荒くなり、太陽が出ないと海の美しさもあまり感じられないことが多くおすすめできません。

ニャチャン

ニャチャン ビーチ

乾季の3月から8月がベストシーズン。気温が30度を超える6月から8月は海水浴がとても心地よい季節。3月から5月は気温が比較的落ち着いているので、歩きやすく比較的観光向き。

雨季は9月から2月まで。中でも9月から12月までが非常に降水量が多くなるシーズンで台風にも気をつけなければならない。雨季とはいえ長くても1時間程度のスコールと晴れを繰り返す感じ。

フーコック

フーコック 夕陽

乾季の11月から5月までがベストシーズン。雨季は6月から10月までで、私が行った時は一日のうちに1-2時間の強い風と雨(台風並)、30分ぐらいの小雨が数回というような日が多かったです。雨季は強風が吹き飛行機が欠航になることもあるので気をつけておくと良いでしょう。

雨季でも楽しめる?

フーコック 雨季

どちらも一日中雨が降るという感じではないので、雨が止んでいる間にホテルのプールで遊んだり街の探索などを行う事は可能です。高級ホテルにお籠もりするだけの人もいいでしょう。雨季のホテルや航空券はかなり安く、半額ぐらいになることもあります。雨は予測がつきにくく、冠水の可能性やスケジュールが乱れてしまうこともあるので、上級者向けといえるでしょう。

雨季のメリット

  • 航空券もホテルも安くなる
  • 人が少なくなるので落ち着いて観光ができる
  • 緑が美しい

雨季のデメリット

  • 太陽が出る時間が少なく、リゾートっぽさがない
  • 海があまり綺麗に見えない
  • 交通が乱れスケジュールが狂う可能性がある
  • 海が荒れるなど、自然に触れたい人にはリスクがある

まとめ

日本の冬に当たるシーズン、11月から2月まではフーコックがおすすめ。日本の春に当たる3-5月まではどちらでも楽しめる。日本の夏に当たる6月-8月はニャチャンがおすすめです。秋はベトナム全土で雨季。また9月は日本も含めて台風に当たる可能性があるので、行かない方が良いと思います。

ニャチャンとフーコックはどちらが新婚旅行に向いている?

アジアは、ハワイなどのリゾートに比べるとリーズナブルで豪遊できるというメリットがあります。ベトナムはタイよりもさらにリーズナブルなので、節約派でかつ海外に行きたいという人にはおすすめできる場所と言えるでしょう。

ただし治安の良いリゾートに比べて詐欺などがあることや、屋台で食べたりすると長期間お腹を壊したりする事があるので、東南アジアに何回か行ったことのある人にはおすすめしたいです。雨季の時期はトラブルが発生しやすいので、絶対にやめておきましょう。

新婚旅行で気をつけること

  • できるだけトラブルを避けるのが肝心
  • お腹を壊さないように、できるだけ高級ホテルで食事をとる
  • ニャチャン・フーコックの新婚旅行は東南アジア経験者のみにおすすめ
  • 英語ができない人はハワイなどがおすすめ
  • 乾季でないと海が美しくなく、テンションがガタ落ちする可能性があるので、必ず乾季を選ぶ

ニャチャン・フーコック共通のメリット

ニャチャンの離島
ニャチャンの離島
  • 安い価格で豪遊できる。スパなども楽しめる
  • スパイシーなものが少なく、海産物が豊富なので、日本人にウケが良い
  • ハロン湾やダナン、ホーチミン付近より美しい海を楽しめる

 

ニャチャン・フーコック共通のデメリット

  • 日本語が通じる場所がほとんどないので、英語ができない人にはおすすめできない
  • ホーチミンやハノイでのトランジットが必要なので時間がかかり、慣れていない人にはトラブルになる可能性がある
  • バイクが多く、信号がないところで渡らなくてはならない場合も多い。慣れていないと交通事故などのトラブルに
  • タクシーでのぼったくりが多いので、UBERなどのアプリで呼ぶなど対策を講じる必要がある
  • 東南アジア独特の汚い場所などもたくさんあるので、初めて行く人は萎えてしまう可能性がある
  • 郊外に観光地がないので、最高でも4日ぐらいで飽きてしまう
  • 沖縄の離島と比べると少し海の濁りが気になってしまう

ニャチャンのメリット

ニャチャンの感動的な朝日
ニャチャンの感動的な朝日
  • フーコックよりさらにホテルが安いので、思い切った豪遊ができる
  • ダイビングなどマリンスポーツも安め
  • 都市としてもそこそこ大きく、都心の快適さとリゾートが同時に楽しめる
  • フーコックなどより夜遅くまで空いている店も多く、コンビニなども多い

ニャチャンのデメリット

  • 全体的にサービスがあまりよくない(ロシアが開発したエリアなどでその影響かも?)
  • 旅行者に明らかに不親切な、感じの悪い人がたまにいる
  • 行き先の看板がなかったり帰りの空港に行くバスの案内がほぼないなど旅行者に不親切な設計
  • 離島に行くのにツアーに参加が必要。自由に行きたい人にはやや不便

フーコックのメリット

フーコックのビーチ
フーコックのビーチ
  • ニャチャンよりテーマパークなどが充実しているのでカップルで楽しめる
  • ニャチャンより観光に振り切っているのでリゾート感がある
  • 世界のリゾートのランキングに入った事がある

フーコックのデメリット

フーコックの夕日
フーコックの夕日
  • 雨季が長く、楽しめる期間が短い
  • 最後の秘境という割にはしっかり開発されているのでがっかりする
  • 高級リゾートは街から離れている事が多く、夜やる事がない
  • コンビニなどが圧倒的に少なく、ホテルか個人商店のようなところで買うことになる

 

 

 

ニャチャンとフーコックの海はどちらが綺麗?

行くシーズンやエリア、天気によってかなり印象が違うので、ネットでは予想より綺麗という人や、大したことがなかったなどさまざまな意見がありましたが、一般的には島であるフーコックの方がニャチャンより綺麗だと思います。さらにそれぞれの中心地よりも小さな離島に行く方が圧倒的に美しい海を楽しむことができます。とはいえやはりベトナムの海よりはグアムやフィリピンなど太平洋に浮かぶ島々の方がかなり透明度は高いと思います。

ニャチャン

ニャチャンビーチ

ニャチャンを代表するニャチャンビーチ。高層ホテルが立ち並ぶエリアのすぐそばから見られるので、とても雄大です。水色が少し強い海の色です。川に近いので少し泥が混じっているのがわかると思います。

ニャチャン ビーチ

タム島

タム島など離島に行くと透明度がグッと上がります。個人で行くよりツアーなどで行くのがとても便利です。透明度が高いのを生かしてスキューバダイビングなども楽しめます。なおニャチャンはベトナムで初めてダイビングが行われた場所です。

タム島 

タム島 ビーチ

白砂のビーチなども素敵です。

 

フーコック

サオビーチ

 

フーコックの中でも最も綺麗といわれるのがサオビーチ。1km以上に伸びる美しい海岸で北の方に写真映えするブランコやお店、ハンモックなどが集まっています。朝は太陽が登るのを見に行く人がたくさんいるのだそうです。帰りのGrabやタクシーを捕まえるのが少し難しいので、オプショナルツアーをうまく使ってみるのも良いでしょう。飛行場からは車で15分ほどです。

ロングビーチ

 

7kmに及ぶ長いビーチで、大きなホテルがビーチ沿いに立ち並んでいます。

ニャチャンとフーコックどちらが都会?

これは圧倒的にニャチャンが都会ですね。ニャチャンは人口50万人の都市であるのに対して、フーコックは島の人口が15万人なので、ニャチャンの方が栄えている感じがあります。フーコックはベトナム最後の秘境と言われていますが、人が結構住んでいて、開発も進んでいるのであまり田舎の感じはしませんでした。

フーコック コンビニ

フーコックはホテル内のお店を除けば、小さな雑貨屋みたいなお店しかありませんが、ニャチャンはコンビニやおしゃれなカフェも多く都会的な楽しみもできます。かなり遅くまで開いている店だけでなく24時間やっているお店もあります。

ニャチャンの観光は面白い?

ニャチャンもフーコックもベトナムを代表するような観光地はないのですが、二つとも子供連れが遊べるテーマパークもあり、少し離れた離島でシュノーケリングをするツアーがあったりと二泊ぐらいして楽しめる観光地は揃っていると思います。どちらかというとニャチャンの方がバラエティーに富んでいるので観光の面では一つ上かなと思います。ニャチャンには見応えのあるお寺や教会のほか、チャンパ王国の遺跡などもあるのでリゾート以外に観光を楽しむことができます。

隆山寺(ロンソン寺)

ロンソン寺

1886年に作られたお寺で、小さな丘の上に真っ白な大仏が設置されてあります。階段をかなり登ることになるのできちんとした靴を用意した方が良いでしょう。頂上からはニャチャンの街並みを見渡すこともできます。ニャチャンビーチからタクシーで10分ほどの距離にあります。

涅槃仏

階段の途中には涅槃仏もあるので要チェックです。

ホンチョン岬

 

ホンチョン岬

あたかも浮いているように見える一枚岩がとても有名な観光地。岩場はサンダルで行くときついのでスニーカーなどで行くと良いでしょう。巨人が運んできたという言い伝えがあり、手形のようなものも残っています。近くにはカフェがあり、美しい景色を見ながら時間を過ごすことができるのでとても人気があります。またニャチャン料理やシーフードのレストランもあります。

 

ポー・ナガール

ポーナガール  ポーナガール

781年以前に設立されたといわれており、チャンパ王国で最古の遺跡です。ホイアンの近郊にも世界遺産のミーソン遺跡がありますが、ミーソン遺跡がベトナム戦争で破壊されてしまったり、長期間見捨てられていたのに対し、このポー・ナガールは現在も信仰の場所として使われているため非常に保存状態が良いのが特徴です。入ることのできる祠堂は5つのみで短い人なら15分程度でも回れそうなほどの敷地ですが、時間によってはツアー客が一気に押し寄せてくるので、早い時間に行くなど工夫すると良いでしょう。Grabなどで気軽に立ち寄れるほか市内ツアーなどでも定番の場所となっています。

Vinpearl land

 

vinperal land

島ごとテーマパークになっているのがこのVinperal land。ニャチャンビーチからも巨大な観覧車が見えるほどです。ニャチャンの市街地からは車で15分ほど離れているケーブルカー(ロープウェー)のりばに行くのが一番便利なアクセス方法です。水族館、プール、ウォータースライダーなども充実しており子供連れに人気です。

泥湯

ニャチャン タム島 泥湯

日本人であれば一度は試したいのがニャチャン名物の「泥湯」。ミネラルがたくさん含まれているのでサラサラになります。ニャチャンにはこの泥湯を体験できるところが何箇所かありますが、ニャチャン市街地から車で15分ほど離れたi-resortsかオプショナルツアーで行くことができるタム島がおすすめです。水着を借りることもできます。ニャチャンのおすすめホテル

ニャチャンはシーズン中でも相場が安いので、探そうと思うと一万円以下でオーシャンビューなどかなり安いホテルを見つけることができます。ここではそれなりに質が保たれたホテルを紹介します。

インターコンチネンタル・ニャチャン

インターコンチネンタル ニャチャン

インターコンチネンタル ニャチャン

インターコンチネンタル ニャチャン

一部屋2万円前半からとインターコンチネンタルの中でもかなりリーズナブルに泊まることができます。おすすめは高階層のオーシャンビュー。クラブラウンジは最上階に近い場所にあるので、絶景を眺めながらレベルの高いおもてなしを受けることができます。ニャチャンビーチはプライベートビーチではないのですが、宿泊者専用のパラソルやチェアーを使うことができるので優雅な時間を過ごすことができます。

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シェラトン・ニャチャン・ホテル&スパ

シェラトン ニャチャン

写真agodaより

インターコンチネンタルよりと比較すると少し古い建物ではありますが、最高階が28階とインターコンチより10階も高いので眺めがよく、有名なルーフトップバー「アルティチュード」もあります。インフィニティープールも広く値段も一番安い部屋で18000円ぐらいからとお手軽です。全室がバルコニー付きのオーシャンビューになっています。

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パノラマスタービーチホテル

パノラマスタービーチホテル

スイートでも一部屋が一万円以下と安価ながら、バルコニーや部屋の幅が一般的な客室の2倍ぐらいあり、部屋の高級感もたっぷり。安くてまさにパノラマの絶景を見られるのがこのホテルの特徴です。スイート以外でも5000円台から部屋があるので安くつけたい人はうまく利用してみると良いでしょう。

パノラマスタービーチホテル

ここからみる朝日は感動的です。ただチェックインに時間がかかったり、エレベーターがなかなか来なかったりと、サービスは高級感があまりないのでその辺りが気にならないような人にはお勧めできるホテルです。キッチンもありました。共有部分にはプールなどもあります。

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フーコックの観光地は面白い?

フーコックの観光はテーマパークやナイトマーケットがメインかと思います。フーコックは胡椒やベトナムの魚醤「ヌクマム」でも有名です。胡椒畑やヌクマムの工場を回るツアーなども魅力的です。

ケーブルカーとサンワールド・ホントム・ネイチャーパーク

フーコックからホントム島へは7.899kmにわたる世界最長のケーブルカーで行くことができ、この長さはギネスにも登録されています。ホントム島にはウォーターパークなどもあり子連れにはとても人気があります。

 

写真*kkdayより

良い口コミ

  • 3000円と思えないほどのクオリティ
  • ケーブルカーは15分ほどだったが圧巻の美しさだった
  • フーコックに行ったら是非行ってほしい
  • あらゆる年齢層に対応している

kkdayでの購入

オプションツアーで有名なkkdayで先に購入しておくのが正規で買うより安く入場できるのでとてもおすすめです。キャンセルを考えていない人は、先に申し込んでおきましょう。QRコードをかざすだけで入場が可能です。

  • サンワールド・ホントム・ネイチャーパーク往復入場チケット | QRコード入場 3,447円
  • セット券|All In One+ビュッフェランチ|QRコード直接入場 5,039円

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ヴィンパール・サファリ・フーコック


写真 kkdayより

日本の動物園よりはるかに近い距離で動物と触れ合えるので、動物好きな人に特におすすめです。キリンやワオキツネザルには直接餌をやることもできるので、興味のある人は是非挑戦してみましょう。入り口では伝統的なダンスを見ることもできます。

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ナイト・マーケット

プーケット ナイトマーケット

プーケット ナイトマーケット  プーケット ナイトマーケット

プーケット ナイトマーケット

フーコックのナイトマーケットは海鮮の種類が豊富なのが特徴です。ヒレシャコガイや、ウチワエビ、珍しいカニなども置いています。ただロブスターはほぼ日本と同じ価格なので注文される際は気をつけると良いでしょう。やや観光地価格ではありますが、見ているだけでも楽しいので一度は行ってみるのをおすすめします。日本人が喜ぶウニなどもありました。口コミではシャコが美味しかったとのコメントがありました。

フーコックのおすすめホテルは?

フーコックには近年新しいリゾートホテルが建っていますが、その中でも高級感のあるホテルをいくつか紹介します。

InterContinental Phu Quoc Long Beach Resort

インターコンチネンタル フーコック 庭

フーコックを代表する高級リゾート。敷地内の緑が素晴らしく美しく、ロングビーチまでも徒歩数分であるため、ここに宿泊するだけで緑と海に癒される旅になるはずです。プールも敷地内に複数あり、子供が喜ぶスライダーなどの施設も充実しています。ルーフトップバーのInk 365から見るロングビーチは圧巻。

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JWマリオット・フーコック・エメラルド・ベイ・リゾート&スパ

フーコック マリオット

フーコック マリオット

フーコック マリオット

インターコンチよりさらに高級なのがこちらのマリオットです。著名な建築家ビル・ベンスリーが建てた個性的な建物の数々。このマリオットは空想上の大学「ラマルク大学」をモチーフとしており、バーは実験室やフロントは図書館など面白い設定になっています。一部屋38000円ぐらいから。

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シーシェルズ フー コック ホテル & スパ

フーコック シーシェルズフーコック 夕陽フーコック シーシェルズ

5つ星ホテルでありながら、一部屋10000円前半からとかなりリーズナブルなホテル。オーシャンビューの部屋が圧倒的におすすめで、他のホテルに比べて海までの距離が非常に近いため窓を閉めていても波の音が聞こえてくるほどです。ナイトマーケットにも徒歩圏内で行けるので、夜のフーコックを楽しみたい人にもおすすめのホテルです。

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