
この記事では奥入瀬の星野リゾートは本当にいいのかを、ブログならではの検証をしていきます。結論としてはすごくオススメです。食事良し、立地良し、ロビー良しと褒めるところばかりなのですが、ブログならではの観点としてあえて悪い点も書いてみることにします。青森屋との比較もしていますよ!ランチは2024年現在も休止中なので周辺のランチの店もご紹介しています。最後には周囲のおすすめホテルも。奥入瀬付近でもう一泊したい人や奥入瀬渓流ホテルは高過ぎて泊まれないという人は是非参考にしてみてください。
奥入瀬渓流ホテルの特徴やポイント
良い点
- 渓流沿いに客室があり癒される(ただし渓流側にない客室もある)
- 露天風呂も川沿いにあるので景色が良い
- 有名な観光地「奥入瀬」に非常に近く、無料のバスもありアクセスがとても良い
- バイキングの「りんごキッチン」と高級フレンチの「SONORE」があり連泊しても飽きない
悪い点
- 泉質は普通。特に変わったところはない
- 露天風呂はあるが、他に変わった温泉があるわけではない
- 駅から非常に遠い(ただし送迎バスはある)
青森にはもう一つ「界 津軽」という星野リゾートがあります。こちらは大間のマグロをたっぶり使った特別懐石がとても好評で、味にうるさい人に特におすすめです。そのほかに林檎風呂などもあります。界 津軽の口コミや比較が見たい人は下記の記事もおすすめです。
東北には4つ星野リゾートがあります。青森に3つあり、全て回ってみるのも良いのではないかと思います。特に地元の食材を活かした食事は好評で、グルメ旅の目的にも使えると思います。りんご風呂にりんごジュースの飲み比べなどをしてい …
そもそも奥入瀬って何?
渓流の中の島々がまるで盆栽のように見える奥入瀬川は、アクセスが容易ながら大自然に気軽に触れることができ、他の渓流では見られない独特の風景を楽しめる場所です。白い絹糸のような滝や美しい清流など次々と見所が現れ、数キロの遊歩道はせせらぎの音とマイナスイオンにあふれ、リラックスするには最高の場所といえるでしょう。岩や倒木は苔や木の根でびっしりと覆われており、「東北の屋久島」というような雰囲気のする場所でした。屋久島のように船や飛行機を乗り継いだり、何キロも歩く必要がなく体力に合わせてコース選択ができることから、子供やお年寄りにも優しいといえます。
八戸駅からバスで1時間半。東京から八戸までは、新幹線で約3時間かかることから東京から奥入瀬までは半日かけてたどり着く形になります。いろんな場所で奥入瀬の写真やポスターを見たことがあると思いますが、まさにあの素晴らしい景色が何キロにもわたって続くので写真を撮りまくりたくなること間違いなし。特に人気なのは新緑の季節と紅葉の季節です。
奥入瀬のおすすめのスポットは?どう回ればいいの?
自家用車などでも見所を回ることができますが、数キロは遊歩道を歩いてみるのがオススメです。「焼山」から十和田湖近くの「子ノ口」まで全行程は14kmもあり、全て歩くと5時間ほどがかかってしまいます。星野リゾートの無料バスで途中にある「石ヶ戸」で降りて子ノ口まで向かうと、歩く距離は9kmほどに縮まり、3.5時間の行程となるのでかなり時間に余裕も出ます。いかにも奥入瀬らしい景色は石ヶ戸あたりから始まるので全工程を歩かなくても損は決してないですよ。ただしホテルの無料バスは子ノ口まで行かないので、帰りはJRバスなどで帰ってくる必要があります。JRバスは本数も限られていて1時間に1本もない時があるので、時刻表を必ず確認して計画的にいく必要があるといえるでしょう。
特に外して欲しくない見所は日本のナイアガラとも呼ばれる「銚子大滝」と最も流れが激しい「阿修羅の流れ」です。この二つを行程に入れておくと間違えないプランニングができるはずです。
2024年奥入瀬渓流ホテルの無料シャトルバス
予約なし、チェックイン前後も使えるので荷物をホテルに置いて、バスに乗りまる二日間、奥入瀬を楽しんでみましょう。
2024年4月12日(金)〜11月27日(水)
毎時間1本運行
始発6時便、最終便16時便
※11月のみ、最終便15時便
(日の入りの関係)
奥入瀬を自転車で楽しみたい場合は?
星野リゾートでもカッコいい電動のマウンテンバイクを借りることができるのですが、慣れていないと乗り回すのが難しいのと、4時間で3300円とかなり高額であること、乗り捨てができない点から遠出がしづらいことが理由であまりお勧めしません。星野リゾートのすぐ隣にある奥入瀬湧水館で電動アシスト自転車(4時間で2,000円)を借りた方が良いと思います。途中の石ヶ戸や子ノ口でも自転車を返すことができるのと、ママチャリスタイルなので誰でも使いやすいという点からです。
奥入瀬がユニークな理由
奥入瀬の景色自体がとてもユニークなのは、奥入瀬川の源流が基本的に十和田湖からの流れしかないので雨が降っても川が氾濫せず、川の中にある島にも苔や木が生えるためです。まるで盆栽のような風景があちらこちらでみられ、また深い自然に囲まれながらも見所のほとんどは車道の近くにあるので、万一怪我等をしたりクマにあっても人に助けを求められるところが、登山とは違っていて一人でも安心して大自然を楽しめます。
この記事の最後には周囲のおすすめホテルも紹介しています。最後までチェックしていってください。
奥入瀬に熊はいる?
以前はほとんど見られなかった熊ですが、ここ数年では国道脇などで目撃されています。奥入瀬で熊鈴をつけている人を見たことがないのですが、用心することに越したことはないと思います。車の音も恐れない熊が出没しているため、効果は薄いかもしれませんが、単独行動ではなく複数のグループで音を出しながら散策するなどしか対策はないと思います。2023.9月は特に目撃例が多かったようです。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルの食事は美味しい?<ブログならではの宿泊記>
奥入瀬渓流星野リゾートの特徴はなんといっても、レストランにあるといえるでしょう。グルメには少しうるさい人も満足できるレベルのバイキングが楽しめます。
青森りんごキッチン
青森といえばりんご。このレストランはりんごの魅力を丸ごと味わうビュフェレストランということになっているのだけれど、りんごが死ぬほど出てくるというようなことはなく、むしろ洋食と刺身がとても美味しいバイキングレストラン。部屋着のまま来ても良いのでとても便利で楽です。
八戸といえばイカの水揚げが全国一位ですが、八戸駅周辺の居酒屋で食べる刺身より山奥の奥入瀬のレストランで出すイカの方が透き通っていておいしいとはなんとも不思議な感覚。大間のマグロなど青森はマグロの産地として有名。こちらで提供されるマグロは赤身ながらも新鮮で何度もお代わりしたくなるレベルです。
シェフは洋食がおそらく専門で、バイキングにありがちないい加減な味付けではありません。洋食全体が特に美味しかったのですが特に注目したいのが「りんごとチキンのクリーム煮」。りんごの酸味が程よいアクセントになっているシチューのような感じで、万人受けしそうな味です。
シェフがリクエストで作ってくれるものもあり、ホタテラーメンや和牛のステーキなど熱々が楽しめるものもあります。人気のデザートはアップルパイ。またりんごジュースはふじ・津軽など三種類の味わいが楽しめます。
他にはせんべい汁や、わかめでできた麺「ツルツルわかめ」などの郷土料理・特産品もあるのですが、せんべいが煮込まれすぎていて、麩のようになっているなど本格的とはちょっと言えないかなという感じです。郷土料理は青森屋や他の専門店で楽しむのが良さそうです。
お酒が少し高めなのでお酒好きは部屋で飲むなどの調整が必要です。
りんごを輪切りにした照明や、工芸品の「青森ビードロ」を使ったりんごのディスプレイは圧巻です。
SONORE (ソノーレ)
Sonoreとは朗々と響かせるという音楽用語。美しい渓流とフレンチ、そしてワインが奏でる美しい響きを渓流、料理、ワインのハーモニーを、時間をかけて楽しんでいただきたい。そんな思いから命名しました
こちらは高級フレンチなので、部屋着は不可で、ドレスコードがあります。ただしトレッキングシューズはOKとのことです。二泊する人や豪華なディナーが良い人、ビュッフェのような混んだところは嫌な人はこちらのソノーレを利用を考えると良さそうです。
一名が16500円(サービス料別)と非常に高価なので、行く人を選びそうなレストランです。りんごキッチンから変更の場合は大人5000円引き、子供3500円引きになります。ソフトドリンクでも一杯1000円ぐらいするので合計2万円は軽く超しそうです。
初めは渓流に近くに置かれたモダンな椅子に腰掛けて、夕暮れの時間をゆっくり楽しみながらアペリティフを飲めるというシステムになっています。
こちらで出す「グランドキュイジーヌ」とは、伝統に敬意を払いながらも現代的で洗練されたフレンチのことです。王道なクラシックフレンチではなく、イチゴ煮(ウニとあわびの吸い物)やせんべい汁といった郷土料理をフレンチにするなどシェフのセンスが光るフレンチを楽しめます。量はかなり多めで、最後のデザートを残してしまう人もいるようです。見た目が宝石のように美しいのですが、写真はあえて見ずに行かれる方が楽しめるでしょう。
岡本太郎が作った暖炉は大迫力<ブログならではの体験記>
ロビーにはこのホテルの目玉でもある芸術家の岡本太郎が作った暖炉が本館と東館それぞれのロビーに飾られてあります。一つは森・男性がテーマ、一つは河・女性がテーマになっています。
「森の神話」は本館にある高さは8.5mと巨大なブロンズのモニュメント。冠をつけた鳥の王様をてっぺんにして、人間や森の妖精・キノコが踊っているという岡本太郎が作り出した神話をもとにしてつくられています。
「河神」は別館にある10mの大きさの立体彫刻で、水の流れが岩に当たって7人のニンフになる様子を表しています。1996年3月に完成されたものですが、1月に岡本太郎は亡くなっており弟子が完成させました。
奥入瀬の星野リゾートのアクセスは?
無料の送迎バスが、新青森駅(青森駅経由)と八戸駅より出ています。ただし三日前の予約が必須で、早めに埋まってしまうようなので予定が決まったら予約をすぐ入れるのがおすすめです。(更新していないので必ず最新情報のチェックをお願いします)
新青森発14:45ホテル着16:30 帰りホテル発10:30 新青森着12:15
八戸発13:50 ホテル着15:30 帰りホテル発9:30 八戸着11:10
ただ午後に八戸や新青森から出るバスは帰りも午前中にホテルを出るようなスケジュールになっているため現地滞在の時間はあまり長くならないことを覚えておくと良いでしょう。現地滞在を長くしたい人は、JRバスをうまく使うのがおすすめで一番早いバスに乗ると奥入瀬にはお昼前に着きます。チェックインまでホテルに荷物を預けておくと良いです。1時間ごとにホテルから無料のシャトルバスで奥入瀬の中心地まで行けるのでうまくプランニングするといいですよ。最新情報は公式ホームページを覗いてみてください。
また青森屋に行く便もあるのでうまく使うと両方を一気に楽しめます。
奥入瀬星野リゾートでランチは食べられる? おすすめのランチは?
奥入瀬星野リゾートの名物は、奥入瀬の苔を表現した「苔ランチプレート」なのですが、コロナの影響からか未だランチは中止しています。隣にある渓流の駅おいらせやピザ屋でランチを取るのがおすすめです。
渓流の駅おいらせ 奥入瀬ガーデン
ホテルより徒歩3分の隣接の建物です。観光地なので800円以上するものがほとんどですが、青森名物が食べられるとあってホテルからわざわざ訪れても良い場所です。郷土料理の「八戸せんべい汁」、甘く煮込まれたりんごが数切れ入っている「りんごカレー」、少し薄味で十和田湖名物の「バラ焼き定食」、「ヒメマスの塩焼き」などが人気。アジアピアカップで優勝した「奥入瀬ビールダークラガー」などの地ビールを飲んでもいいでしょう。甘さは控えめで酸味と豊かな香りが特徴の「りんごソフトクリーム」も人気です。ベビーベッドなどもあるので赤ちゃんがいる家族連れにもやさしいレストラン。冬季はお休みなので注意が必要です。
食事処民宿桂月
民宿ですが、昼はランチもやっています。ホテルから少し歩きますが、少し濃い味の「バラ焼き定食」や「ヒメマスの唐揚げ」、「帆立貝卵とじ」が食べられるので、少しこってりした味付けのものが良い人は、こちらまで来ても良いでしょう。テイクアウトもやっています。
石窯ピザOrtolana
ホテルより徒歩3分にある石焼窯を使ったピザのお店。名前は菜園という意味で、その名の通り青森の野菜をたっぷり使った料理がとても美味しいです。ビザは薄めでカリッとしたスタイル。春から秋まではビュフェスタイルになっています。(大人1920円 子供920円)焼き立てのビザがどうしても食べたい人は追加オーダーもおすすめ。たっぷりのサラダの他に、カレー・グラタン・パスタなどもあります。なくなると次々と出してくれるので、作りたてを狙うのもいいですよ。休日のお昼はかなり並ぶようなので、予約しておいた方が無難です。一度待つとビュッフェスタイルのためかなりの時間待たされることがあるためです。冬季はビュッフェではなくオーダーのみとなっています。
石ヶ戸休憩所
奥入瀬渓流のど真ん中にある売店付きの休憩所でここから探索を始める人も多い場所です。ここの休憩所では山菜そば500円やラーメン550円などの軽食が取れるので、軽く食べてから探索したい人などにはぴったりの場所でしょう。「砂利ソフト」というソフトクリームも人気で、緑の中で食べるスイーツはまた格別です。
勝田屋みずうみ亭
奥入瀬を抜けて十和田湖湖畔にある子の口まで出ると食事できるところがいくつかあります。午前中に奥入瀬探索をした人は十和田湖でランチをするのも良いでしょう。このみずうみ亭はきりたんぽと臭みのない天然のヒメマスを使った料理が売りの店。ルパン三世のようなコスチュームのおじさんがいることでも有名です。
星野リゾート奥入瀬渓流の温泉は良い?
奥入瀬渓流ホテルの大浴場は渓流沿いにあるので露天風呂から渓流をゆっくり眺めることができます。ただし泉質は至って普通で、他に面白い風呂があるわけではないのには注意しましょう。温泉が目当てで来るよりも風景重視の人におすすめできるといえるでしょう。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルの冬は楽しい?
人気の季節は新緑の季節や紅葉の季節ですが、冬も氷瀑が見られるのでおすすめです。馬門岩は夏はあまり注目されませんが、冬は氷柱と雪に覆われて見どころの一つとなります。スノーシューをレンタルすると、足が沈み込まず雪の上を歩くことができるので、夏の間には行けなかった場所にも行けるようになります。夜間にはライトアップされるのでとても幻想的です。
星野リゾート奥入瀬渓流の前身は?
2005年に星野リゾートが経営を引き継ぐ前は、杉本行雄という渋沢栄一の秘書を務めていた人がオーナーをしていたそうです。岡本太郎さんと交流がありその縁でロビーには、岡本太郎さんの作品が置かれているのだそうです。以前は宴会場などを備えたツアー客に焦点を当てていた施設だったようですが、星野リゾートが携わるようになってからは40-60代の個人客向けにシフト。古い和室をモダンなものに変え、苔をテーマにしたランチやデザートを提供、また苔の学校というレクチャーを行うようにしてから人気を集めるようになったとのことです。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルの評判・口コミは?
おおむね良いコメントが多かったです。スタッフが良かったという人がよくみられました。悪いコメントを書いている人は、少しサービスを期待し過ぎているように感じられました。高いお金を払うと何でもしてもらえるような気になってしまいますが、期待のしすぎは失望に変わってしまうので注意したほうが良いと思います。
良い口コミ
- 雨の日だったが、長靴等の貸し出しをしてくれたおかげ楽しむことができた
- 知識が豊富なアクティビティのスタッフやバスのスタッフがとても良かった
- アクティビティがたくさんあるので連泊しても楽しい
- リンゴキッチンのアップルパイはすごくおすすめ
- リンゴジュースの飲み比べができる
- 赤ちゃんにも優しいホテルだった
悪い口コミ
()の中は私のコメントです。
- 館内が広すぎ。荷物用のカートは借りれるが戻すのも大変。大浴場に行くのも大変(何となくわかりますが若い人は気にならないと思います)
- 大浴場はあまり魅力を感じなかった(眺望は良いのですが、それ以外の工夫がなかったように思います)
- 連泊してもリンゴキッチンの中身が同じだった(Sonoreなどに変えると良いと思います)
- 奥入瀬渓流の下流にあるので、一般的な人が持つ奥入瀬のイメージとは異なっている(これは当たっています)
おすすめの部屋
決め方はまず和室か洋室かを絞ります。洋室の方がリーズナブルなので安さを求める人はツイン(28平米)かより広いスーペリア(44平米)を選びましょう。夕食付きにするのがやはりおすすめです。
下記の画像はツイン。画像をクリックすると詳細のページに飛びます。
和室もベッドになっているので布団は固くて嫌だという人でも大丈夫です。和室も数種類ありますが、渓流側でない部屋もあるので、シーズン中などは渓流和室にしておくのが無難。中でもおすすめは半露天風呂付きの部屋とテラスに露天風呂がある部屋です。お値段は相当しますが余裕のある人は思い出作りに良さそうです。
下記の画像はテラスに露天風呂がある部屋。
一休のプラン例
- スタンダードプラン(夕朝食付)
- 食事なし
楽天のプラン例
- 2食付(夕食:ビュッフェ+朝食:ビュッフェ)
- 食事なし
JTBのプラン例
- 【特別優待】連泊割・2食付(夕食:ビュッフェ+朝食:ビュッフェ)
- 連泊優待・2食付(夕食:ビュッフェ+朝食:ビュッフェ)
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星野リゾート奥入瀬渓流ホテルには犬も連れて行ける
奥入瀬渓流星野リゾートはペットルーム付きの部屋があり、愛犬と楽しい時間を過ごすことができます。粘着テープや消臭剤もあり、一通りの備品は揃っています。ただし他の客室に比べるとラグジュアリー感が少ないようです。
ペット同伴料金 5,000円/頭
奥入瀬渓流ホテルと青森屋はどっちがいいの?<ブログならではの宿泊記>
青森屋は簡単にいうとねぶたなどの祭りをテーマにした宿で、宿泊施設内で祭りや踊りをスタッフと体験したり、郷土料理を楽しむことができるような作りになっています。簡単にいうと青森屋はホテル自体が青森の祭りのテーマパークといったところです。また温泉も工夫を凝らしているので温泉好きな人にもおすすめです。奥入瀬渓流ホテルは、奥入瀬という日本有数の観光地があり、りんごをテーマにしたバイキングや渓流を見ながらのフレンチなどが売りです。青森の伝統を感じたいなら青森屋にした方が良いですし、自然や景色を楽しみたいのであれば俄然奥入瀬渓流星のリゾートにした方が良いです。
青森屋のポイント
良い点
- トロトロした温泉の泉質がとても良く、露天風呂からの景色も良い
- 温泉が三種類ある。庭の池に浮かんでいるような「浮湯」ヒバの香りたっぶりの温泉「ヒバ湯」、源泉掛け流しの「足湯」
- 「南部曲屋」という古民家のような場所で食事を取れる。実際住んでいた場所なので雰囲気があり、囲炉裏なども本格的
- リンゴジュースや日本酒が出る蛇口がある
- 夜店などお祭りの雰囲気がとても楽しい
- 青森4大祭りのショーが見られる
- いちご汁やホタテなどの郷土料理が豊富
- 駅から徒歩圏内
悪い点
- 客室からの眺望はあまり良くない部屋も多い(ただし公園が見渡せる部屋もあるよう)
- 有名な観光地が近くにない
周辺のおすすめホテル
奥入瀬渓流ホテル以外にもおすすめホテルを紹介します。二日目以降十和田湖周辺や八戸あたりを観光するのも良いと思います。
奥入瀬渓流温泉 灯と楓
奥入瀬渓流ホテルは少し高すぎるけれど、奥入瀬は諦めたくないと思っている人におすすめ。一人12000円から15000円程度と比較的良心的ですが、シャモロックなど青森の食材を活かした料理が非常に評判がよく、小さな宿でオーナーとの触れ合いを楽しみにしているような人にとても合う宿です。一人旅用の洋室もあり金額も変わらないので一人旅の人にも良さげです。十和田湖温泉スキー場には徒歩1分ととても便利です。2020年は楽天の日本の宿アワード、2018年にはBronzeを受賞しています。奥入瀬渓流温泉ホテルは循環式のお風呂ですが、こちらは源泉掛け流し。湯の花も舞う旅情たっぷりのお湯は、温泉にこだわる人にも良さげです。
十和田西湖畔温泉 十和田プリンスホテル
冬はクローズしますが4月には再開。十和田湖に宿をとってみたい人におすすめの宿です。奥入瀬渓流ホテルの後の2泊目にするのも良いし、ここを拠点に奥入瀬を巡るのも可能でしょう。湖を見ながら味わう十和田フレンチはとても評判が良く、十和田湖の西側では唯一の温泉露天風呂があります。楽天トラベル日本の宿アワード2021TOP47を受賞している優秀なホテルです。東北新幹線八戸駅から無料送迎バスあり(要予約)。
蔦温泉旅館
車があって、秘湯好きの人や古くて風情のある旅館が好きな人におすすめのホテルです。千年もの歴史がある旅館だそうで、1番の売りは底から源泉が吹き出してくるという珍しい温泉があり、肌がツルツルになります。吉田拓郎の「旅の宿」という曲の作詞家はこちらの宿のイメージで書かれた曲なのだそうです。またアントニオ猪木さんのお気に入りの宿だったそうで、お墓もそばにあります。冬季は週末しかやっていないとのことです。楽天トラベル日本の宿アワード2022年を受賞。
コンフォートホテル八戸
写真 楽天トラベルより
写真 楽天トラベルより
首都圏から行く人なら前日に八戸に宿をとっておくと、早い時間から奥入瀬を探索できるのでとてもおすすめです。このホテルは一人6000円ぐらいと格安ですが、割と朝食もしっかりしたのが出てくるのでとても満足度が高いです。スムージーは特に本格的です。周りに遮る建物がないので高い階層に当たると景色が良く、私が泊まった時は綺麗な朝日が見られました。東北新幹線が止まる八戸駅から徒歩2分と好立地です。
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