
函館と小樽は北海道の観光地としては二つとも魅力的でどちらに行こうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。どちらも歴史を感じさせるおしゃれな港町ですが、この二つの都市は245km 距離(車で4時間以上)が離れているので二泊三日ぐらいでは二つとも行かない方が良いです。海鮮やグルメの比較などぜひ参考にして旅を楽しんでみてください。
小樽と函館どっちがいい?
個人的には小樽がおすすめです。理由は札幌や余市との観光をうまく組み合わせてバリエーションを豊富にできるのが理由です。特に初めて北海道に行く人は、札幌の時計台やクラーク像は日本人として一度ぐらいは見ておいて欲しいものなので、最初に行くなら小樽推しです。小樽はニシンや石炭の輸出で潤っていた街だけに、倉庫を含めた古い建物に重厚な感じがあり見応えがあります。LCCが新千歳に飛んでおり価格を抑えやすいのはこちらです。小樽市は人口12万人、函館市は26万人なので函館の方が都会ということができます。ただおしゃれスポットの感じは小樽の方が良いと思います。
函館は一つの都市の中で、温泉もあれば夜景の綺麗な場所もあり、小樽よりリーズナブルに海鮮も楽しめ、(なんと1000円以下の海鮮丼もあります!)歴史を感じさせる場所もありと盛りだくさんで、小樽単体と比べれば函館の方が見るべき観光地が多いということができると思います。新幹線も通っているので、思い立ったら東京など首都圏からすぐ行けるのはメリットだと思います。
飛行機で行く場合は函館空港にLCCが飛んでいないため、75日前に予約するなど早割を使うのがおすすめです。他の有名な観光地からはかなり距離が離れており、一番近い登別でさえ200km,車で2時間ほど離れています。函館から新千歳までは272km,車で3時間半とかなり時間を取られます。函館を起点として他の都市にまで行こうとすると体力もお金も取られます。函館に空路で入り、登別、地球岬、ウポポイなどをみて新千歳で帰るというのも一つの手でしょう。
函館に来た理由を調べたあるアンケートでは、グルメ目的が80%、夜景が50%ほどだったそうです。ちなみにネットでは小樽より函館推しの人が多かったです。
小樽と函館どうやって決める?
交通費の安さ(首都圏から) 小樽>函館
建物の重厚さ 小樽>函館
近くのエリアに面白い観光地がある 小樽>函館
水族館 小樽
ワイナリー・ウィスキー工場 小樽(余市)
温泉に入る猿 函館
海鮮の安さ函館>小樽
夜景 函館>小樽(天狗山は北海道三大夜景の一つ)
温泉 函館(小樽は定山渓まで行くと良いです)
歴史 函館>小樽
グルメ
写真は小樽の寿司屋のウニ
小樽 寿司の街。シャコ(春と秋)・ウニ(夏、積丹のウニはかなり有名)・ニシン(冬)・サクラマス(春)・海鮮あんかけ焼きそば・若鳥半身揚げ・海鮮丼・
函館 活イカ刺し・いかめし(ただし近年は不漁で、イカの収穫量が全盛期の2%ほどに落ち込んでいるとのこと)・ウニ(9月から5月と長い)・戸井のマグロ(大間のマグロと同じ漁場、夏が旬)・根ボッケ(脂ののったホッケで春が旬)・松前漬け・塩ラーメン・ラッキーピエロのバーガー・ステーキピラフ・海鮮丼・寿司
季節で決める小樽(周辺含む)と函館
4月 小樽サクラマスの旬
4月下旬-5月上旬 札幌 円山公園で桜
4月下旬-6月 小樽のシャコシーズン。4月25日ごろシャコの漁が解禁。春はオスが美味しい
5月中旬-8月 小樽・積丹でウニ
7月下旬-8月中旬 さっぽろ大通りビアガーデン(全長1kmの巨大なビアガーデン)
8月上旬 函館港まつり
9月下旬-10月上旬(2023年は10/1予定) 函館いか祭り
10月上旬-中旬 定山渓で紅葉
10月中旬-12月初旬 小樽シャコのシーズン 秋は卵を持ったメスが美味しい
11月 小樽シャコ祭り(2022年は中止。2023年開催予定)
11月-1月 小樽青の運河がはじまる(青色LEDが1万個。幻想的な運河)
12-2月 はこだてイルミネーション
2月上旬 さっぽろ雪まつり
2月上旬-中旬 小樽雪あかりの路(運河に浮かぶ数百ものガラスの浮き玉のろうそくの灯り、降り積もった雪の中に無数のろうそくの灯り)
小樽とその周囲のおすすめ観光地
- 運河
- 北のウォール街と呼ばれた歴史的建造物
- クルーズも人気
- 天狗山からの夜景
小樽は余市や積丹の玄関口にもなっているので、別の観光地と組み合わせがしやすいのが特徴です。
- ニッカウヰスキー余市蒸溜所見学
- ワイナリー
- 神威岬
- 積丹ブルーの海
札幌まで電車で30分なので札幌観光や富良野・美瑛・旭川動物園・定山渓・ニセコとも合わせることも可能。
小樽の観光地
運河
大正12年にできたもの。もともと小樽は大きな船が接岸できなかったため、はしけ(台船)を使って荷揚げを行っていました。効率よく荷揚げを行うために作られたのが運河です。この運河は海を埋め立てられて作られました。戦後になって埠頭の整備が整えられると運河は役目を果たし、一時は埋め立てる案もありましたが、10年に及ぶ市民活動の結果運河の半分を埋め立て散策路とし、街灯などを整備するなど昭和61年に今の運河の形が完成しました。今では小樽の重要な観光資源となっています。
観光シーズンにはすぐ満席になる小樽運河クルーズは大人気。乗りたい人は早めに予約してしまいましょう。クルーズは日没前と夜の二つあり料金も200円違います。デイクルーズは大人1800円、ナイトクルーズは2000円で夜の方がロマンチック、昼は歴史をしっかり知りたい人や写真を綺麗に撮りたい人におすすめです。橋の下をくぐるときは頭ギリギリになってしまいます。
青の洞窟クルーズ
運河クルーズのほかに青の洞窟に行くクルーズもあります。6000円と高めですが、爽快感のあるスピードボートと楽しいガイドのトーク、透明度の高い小樽の海や迫力のある崖を堪能できるので、口コミの満足度はかなり高めです。Veltraの扱っているツアーは名物の外国人船長がやっている楽しいクルーズ。オンライン予約ができます。4月から11月下旬まで。季節によっては割引があるのでこまめにチェックしてみてください。
青の洞窟ボートクルーズ 【前日19時まで申込み可】名物船長とともに神秘の世界へ
北のウォール街歴史的建造物
石炭やニシンの貿易港として発展した小樽は、保険や為替などが必要になったため19世紀後半に多くの銀行が進出し北のウォール街と呼ばれるまでになっていました。現在は金融業は営まれておらず、資料館やワインショップ・カフェなどに変わっていますが、重厚感のある歴史的な建物を鑑賞することができます。
天狗山
標高534mの小樽のシンボル的存在。ロープウェイで気軽に登ることができ、頂上には絶景を眺められるカフェ「Tengu cafe」もあります。ここからは小樽の街や海が見下ろせ特に夜景は素晴らしく、北海道三大夜景にも選ばれています。
鼻をなでると願いが叶うと言われている「鼻なで天狗さん」は見ておきたい名物の天狗像。このほか天狗のお面などもたくさん展示されています。
小樽のグルメ
- お寿司
- 小樽三角市場での海鮮丼
- 海鮮あんかけ焼きそば
- 若鳥半身揚げ(小樽なると屋の名物)
- ニシン料理
お寿司
ネットでは金額が高いと書かれている場合が多いのですが、店をきちんと選んでいけば東京なんかよりはるかに安くて、美味しい店はあるので一度入ってみて欲しいですね。中にはミシュランガイドに掲載されたお店「群来膳 (くきぜん)」や「伊勢鮨 」などもありますので、グルメな人は旅行が決まったら早めに予約を入れてみると良いでしょう。
蟹・エビ・イカ・マグロなど肉厚で新鮮なお寿司は港町ならでは。
貝のお寿司セット。私は岩牡蠣が史上最大に美味しかったです。
海鮮丼
海鮮丼も小樽の名物の一つです。小樽駅近くにある三角市場が特に有名です。人気店は味処たけだなど。1800円から5000円くらいと高価ですが、見た目も華やかでSNS映えします。
蟹などが入るとさらに豪華ですね。
その他の海鮮
シャコも名物。小樽沿岸で採れたシャコは大ぶりであることが知られており、北海道で流通しているシャコの多くが小樽や石狩湾で採れたシャコだそうです。春と秋が旬です。エビの旨み・甘みに蟹のコクを備えたシャコは、シーズン中であればいただきたいところ。お寿司や海鮮丼のほかにも焼きシャコ、シャコご飯、シャコ汁などもあり、シャコを使ったイタリアンなどを提供する店もあります。コロナ期間中は中止していましたが、かつてはシャコ祭りとして色々な創作料理を出していたことがありました。2023年は開催されるかもしれません。
小樽は元々ニシンで栄えた街です。写真はニシンのパエリヤ。星野リゾートOMO5小樽の名物料理でニシンは冬が旬です。
小樽周辺の観光地
小樽からは余市まで車やバスで30-40分と近いのでおすすめです。お酒好きの人にはたまらないニッカウィスキーの蒸留所やワイナリーなどもあるのでぜひ足を運んでみてください。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所見学
ウィスキーの聖地ともいわれる余市。蒸溜所は駅からすぐですごく便利な場所にあります。試飲する場合は車で来ることはできないので注意しましょう。厳かな入り口。予約が必須で当日いきなり行っても入れてくれません。ガイドツアーは無料で70分です。試飲付きのツアーは有料です。
世界でも珍しい石炭を使う蒸留所だそうです。お米と一緒でやはり炭を使ったほうが香ばしくできるとのことです。
樽の保管場所などもみることができます。
このほかマッサンとリタが実際に使っていたピアノや調度品なども展示されています。
私は有料でキーモルトを試飲するツアーに参加してきました。テイスティングの仕方なども教えてもらえます。まずは目で色を見る。次に香りを静かに嗅ぐ(トップノート)。次にグラスを軽く回して再度かぐ(ベースノート)。最後にはウィスキーと同量の水をいれて新たに立つ香りを嗅ぐ。だそうです。個人的には水で割ると味も香りも損なわれそうなので、少し驚きました。
土日などはあっという間に埋まってしまうので旅が決まったら早めに予約するようにしましょう。1500円の手軽なものから8000円の「マイブレンドセミナー」もあります。(宮城にも蒸留所があるので予約時には気をつけてください。)
ニッカウィスキー公式ホームページでイベントを見る
余市ワイナリー
余市で最古のワイナリーです。醸造棟と瓶詰め貯蔵棟のみ自由見学できます。見学できる場所はそれほど広くありませんが、予約不要かつカフェ&ベーカリーにてリーズナブルな価格でワインの試飲ができるので、ウィスキー蒸溜所の見学の後にでも時間がある人は行ってみると良いでしょう。ただし試飲すると車では行けないし、駅から30分ほど歩くのでやや不便な場所にあります。バスは本数が少ないのでタクシーなどで行くと良いと思います。
余市ワイナリー カフェ&ベーカリー
工場に併設されているカフェでは余市ワイナリーの定番ワインが3杯セットになった「余市ワインセット」が人気です。赤と白が選べます。またワインを使ったパフェやソフトクリームなどもあるのでアルコールが苦手な人も楽しめます。私が行ったときはケルナー、ナイアガラ、ミュラートゥルガウの三種が出てきました。ナイアガラはブドウジュースに近い感じの甘いワインで女性に受けそうです。2020年ぐらいに作られた若いワインがほとんどでした。
余市ワイナリーカフェ&ベーカリー公式ホームページ
余市駅にも余市ワインをグラスで試飲できるコーナーがあるので忙しい人はそちらで飲んでみても良いでしょう。
Jijiya Babaya
2017年ミシュランガイド掲載店。イタリアンが美味しく、ワイン通にはよく知られている「ドメーヌタカヒコ」のワインが飲めるお店。ドメーヌタカヒコは日本では珍しいピノノワールを育てているドメーヌで、濾過をしていないのでまさに大地の味をそのまま楽しめるといった感じです。
ドメーヌタカヒコのワインがグラスでのめます。少し茶色っぽい色に注目です。グラス990円。
名物のヘラガニのトマトクリームパスタ。1210円。ヘラガニはワタリガニの一種で夏が旬。札幌などでは流通しておらず、地元で消費されることが多いのだそうです。一杯100円前後で手に入るそうなので、まるまる入れてもらえます。東京とかじゃ足2本ぐらいしか入れてもらえないので贅沢感が半端ないです。
駅から歩いても10分ぐらいなので散歩がてら歩いてみてもいいと思います。余市はおっとりと時間が流れていてとても気分が良かったです。この店は土日が結構混むらしく、待たされることがあるそうなので、平日行ける人は行ってみてはいかがでしょうか。
神威岬


小樽のおすすめホテル
ホテルノイシュロス小樽 美しい海と小樽フレンチを堪能できる崖の上に立つお城のようなホテル
運河の宿 おたる ふる川 運河のすぐそば、客室の中には運河が見え、温泉がある部屋も
グランドパーク小樽 ヨットハーバーの前に立ち付近のショッピングモールがすごく便利でリーズナブル
ホテルノイシュロス小樽
小樽駅から離れていますが、海を見渡せる崖の上に立つウィーンの城のようなホテルで、美しい海に癒されながらのひと時を楽しめます。部屋には全室露天風呂がついており、こちらも最高。夕食の創作フレンチも大好評で、小樽の食材をたっぷりと使っている小樽フレンチを楽しめます。2019年楽天ゴールドアワード、2020ブロンズアワード受賞の宿です。
運河の宿 おたる ふる川
写真 楽天トラベルより
小樽運河のすぐそばに立ち、4階以上の客室からは運河を望めるという絶好のロケーション。レトロモダンな館内は、小樽の雰囲気にマッチングしています。大浴場は蒸し風呂や露天風呂など非常に凝ったデザインで、客室の中には展望つきの温泉を引いているところもあります。朝食も大変評判が良く、特にパンは地元の人から噂が立つほどのレベル。利用者の気持ちに立ってサービスをしているのがはっきりわかる優良な宿です。2020年楽天ブロンズアワード受賞。
グランドパーク小樽
小樽駅からは一駅離れたところにありますが、ヨットハーバーの前に立つホテル。山側の客室も天狗山が望めます。ショッピングモールの中に入っているホテルなので、買い忘れたものや食料品などを買うのにすごく便利。小樽は全体的にホテルの値段が高いのですが、ここは良心的な価格でやっていることも多いので節約派にもお勧めしたいです。素泊まり一室10000円程度からあるので一人旅の人にも便利。最上階の広々としたスイートでも一室30000円ぐらいからなので二人で割ればかなりお得です。私が行ったときは客船が港に泊まっていてちょっとゴージャスな感じがありました。
函館の特徴と観光地
函館は一つの街に観光地がたくさん集まっているので、あちこち行かなくても楽しめるのがとても良いポイントです。いくらかけ放題など朝食を売りにしているホテルはたくさんあるので、うまく利用してみましょう。
- 五稜郭
- 函館山からの夜景
- 八幡坂
- 朝市
- 旧函館区公会堂
五稜郭
五稜郭タワーからは美しい星型の五稜郭と函館山を見ることができます。ヨーロッパの城郭都市を参考にして作られただけあって、日本ではなかなかみられないデザインになっています。
五稜郭の近くにランチタイムに600円で海鮮丼が食べられるお店IZAKAYA HAKOYAがあります。仕入れ次第で価格が変わりますが、いくら丼は1000円ほどウニ丼も1300円ほどで出ることもあるようです。お昼は行列ができるほどですが、時間があればぜひ行ってみてください。
函館山
ミシュランガイドブックに極上の景色と称された夜景を見ることができます。冬は空気が乾燥していっそう美しく見えるのだそうです。日没後の数十分が一番美しいので、いつが日没か確かめておくと良さそうです。定番のロープウェイのほか、定期観光バスやタクシーでもアクセスができますが、マイカー・レンタカー、16~21時は混雑防止で通行止めになるので注意しましょう。
ロープウェイ
大人(中学生以上) 往復1800円、片道1200円
小人 往復900円、片道550円
八幡坂
函館山の夜景とともに有名なスポットの一つ。チャーミーグリーンのCMで使われて注目度が集まったとか。他のCMや映画にも使われており、一度は行きたい場所の一つでしょう。
旧函館区公会堂
1910年に建てられた華やかな洋風建築物。明治時代の華やかな衣装も揃えており写真を撮ることができます。
朝市
イカ釣りが有名です。
透明なイカは新鮮な証拠です。
朝市は季節によって始まる時間が違うので注意しておきましょう。
1月〜4月 6:00 〜 14:00過ぎ
(但し、店舗毎に異なります)
5月〜12月 5:00 〜 14:00過ぎ
湯の川・函館市熱帯植物園の「サル山温泉」
函館は湯の川温泉があるので、温泉好きの人は湯の川温泉あたりに宿を取っても良いでしょう。おすすめは望楼NOGUCHI函館です。客室によっては空港の発着が見れたり、美しい函館の夜景が見れます。
ここの温泉で有名なのがサル山温泉。本来サルは水が嫌いなので入りたがらないそうなのですが、ここの植物園のサルは楽しみに待つほど慣れているそうで40度以上の熱いお湯しか入らないそうです。期間は12~5月上旬(GWまで)。長野の地獄谷は2月など本当に寒い時にしか入らないので、写真に撮りたい人は函館の猿に行かれると良いと思います。
ラッキーピエロ
函館で大人気のバーガーショップ。地元の食材をたっぷり使っているのが特徴でこのためにわざわざ遠くから来る人もいるそうです。私は友人が絶賛しているのを聞いて食べてみましたが、意外と普通でした。
函館のおすすめホテル
望楼NOGUCHI函館
湯の川温泉にある高級ホテルで、ミシュランガイドでは函館で唯一の最高級ホテルとして紹介されています。調度品などが非常に美しいので、デザインが好きな人には特にお勧めしたいです。
ビリヤード台が漆器のように美しく置かれています。
庭も美しいです。茶室みたいなものもありました。夜は漁火をイメージしたライトアップがされて雰囲気が変わります。
最上階には大浴場とラウンジがあり、夜景がとても美しいです。マッサージ機もありました。
ラウンジではビールやウイスキーがガンガンに冷えた状態で飲めます。しかも無料です。ソフトクリームなどもあるので甘党にも良さそうですよ。
一人旅の人用の部屋は高階層ではありませんが、すごく広い部屋の割にはお値段も手頃です。