久米島と宮古島どちらも日本トップクラスの美しい海を堪能できる場所です。どちらにしようか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。全体的には宮古島の方が観光客向けに開発されていてビーチも多く、シュノーケリングや海水浴が楽しみやすくなっています。久米島はアクセスが少し悪いので、観光客が少なく、外国人もほとんどいないためシーズン中でもあまり混む事がなく、離島ならではののんびりした雰囲気を楽しめるのがポイントです。
久米島と宮古島はどんな人におすすめ?
宮古島 日本屈指の美しい海を見たい人。高級リゾートが好きな人。シュノーケルが好きな人。LCCの直行便があるので休みが短い人や学生も。
久米島 離島ののんびりした雰囲気が好きな人。観光地化されていない離島が好きな人。遠浅の美しい海が好きな人。地元の食材をたっぷり使ったリーズナブルな居酒屋を楽しみたい人
久米島と宮古島どっちがおすすめ?
どちらも初めてなら宮古島が全体的には本州からのアクセスが良く、観光地化されているので、万人におすすめできます。久米島は離島好きな人におすすめ。やや通好みと言えると思います。宮古は人が多いのが嫌だなと思ったら、久米島に挑戦してみても良いのではないかと思います。
宮古島 川がないので、圧倒的に海が綺麗。個人的には日本一海が綺麗といっても過言ではないと思う。高級リゾートホテルがたくさん。与那覇前浜ビーチやシギラビーチなど高級ホテルに近いビーチは混みやすく、人が多いので離島でのんびり過ごす感じよりも、リゾート思い切りを楽しむという感じ。離島感が欲しい人は橋で繋がっている池間島、伊良部島などに行くと人が少なくより離島感がある。車は比較的多い。外国からの直行便もあり、外国人も3割ぐらいはいそうな感じ。
久米島 宮古島の次に海が綺麗といっても過言ではない感じ。イーフビーチやはての浜はビーチの長さが長く見応えがある。遠浅の海が多いため海水浴やシュノーケリングは今ひとつ。
大都市からのアクセス 宮古島>久米島
海の綺麗さ 宮古島>久米島
ビーチでのんびりしたい 宮古島>久米島
シュノーケリング 宮古島>久米島
海水浴 宮古島>久米島
長期滞在 宮古島>久米島
遠浅の海 久米島>宮古島
ビーチの長さ 久米島>宮古島
琉球らしい家屋 久米島>宮古島
人が少なくてのんびり 久米島>宮古島
外国人が少ない 久米島>宮古島
標高の高いところからの展望 久米島>宮古島
久米島は北の方が標高が高くなっているので、周囲の海や小さな島を見渡す展望台があるのでとても良いです。宮古島はあまり標高が高い場所がありません。
久米島と宮古島間に飛行機はある?
定期便では久米島と宮古間に飛行機はないのですが、期間によってはチャーターがあることもあります。ホームページなどでチャーター便見つけられた場合は二つの島を短期間で楽しむ事ができるかもしれません。チャーターがない場合は那覇経由で行くと良いでしょう。
久米島と宮古間にフェリーはある?
フェリーもありません。久米島と那覇間にフェリーはありますが、那覇と宮古間のフェリーはないので、那覇を経由しても車を持っていくことなどもできません。
久米島と宮古島どっちが海が綺麗
美しい基準というのは人によって違うのですが、海の青さであれば宮古島の方が軍配が上がるでしょう。有名なビーチだけでなく、島をドライブしていると隠れたビーチが見つかったりしてとても良い気分になります。
宮古島
大きな川のない宮古島。泥が海に流出する事がないので、石垣などより透明度の高い海が保たれています。理由は珊瑚礁が隆起した島だから、水がすぐに染み込んでしまうという特徴があるからだそうです。
与那覇前浜ビーチはこの美しい青のグラデーションが素晴らしいです。7kmあるのですが、途中で曲がってしまうため先が見えなくなり、すごく長いビーチという感じではありません。
与那覇前浜ビーチのすぐそばにある「東急ホテル」前の海は水色が強くなります。老舗感がありサービスもとても良く、宮古島に初めていく人にはとてもおすすめです。
シギラビーチ。シギラリゾートにあるホテルに滞在している人は一度は訪れるビーチ。与那覇前浜ビーチほどの青のグラデーションはありませんが、岩場には熱帯魚がたくさんおり、シュノーケリングに最適。陸からも魚がたくさん見えるほどです。
こちらは宮古島と来間島の間にかかっている橋。この辺りの海も美しいです。
来間島にあるジェラート屋では美しいビーチを見ながらマンゴーなどトロピカルフルーツが入ったジェラートを食べる事ができます。
久米島の海
久米島はやはり遠浅の海とビーチの広さを楽しみたいところです。「はての浜」と「イーフビーチ」の二つ、奥武島の橋あたりもとても美しいです。
はての浜
久米島からのツアーで行ける「はての浜」も東洋一などと言われていますが、全て砂浜になっている島なので、ビーチの広さは宮古島を上回るといっても構わないでしょう。掘立て小屋みたいな無料休憩所がありますが、お金がある方はパラソルを借りるのも良いと思います。特に海に入らない人は熱中症に注意です。私が行ったときはソフトドリンクやお酒を売る売店も出ていました。
船でしかアクセスできないため、ツアー客が次々とやってくるので、賑やかな感じになります。人がいっぱいいる場所がシュノーケル可能エリアで、その他では潮の流れが早いため、遊泳禁止です。岩がある場所では小魚がたくさんいるのでシュノーケルセットを持っていくともっと楽しめます。
奥武橋
奥武島と久米島にかかっている奥武橋からは鮮やかな白から青のグラデーションを楽しめます。個人的には久米島あたりで一番青色が美しい場所だと思います。
イーフビーチ
渚100選にも選ばれた長いビーチ。ビーチにはパラソルやチェアーはなく、売店もないのでイーフビーチホテルに行くか、防砂林を超えたところにあるスーパーや飲食店を利用する形になります。遠浅のビーチなので魚はあまりおらず、シュノーケリングには適していません。
イーフビーチホテルはイーフビーチのエメラルドグリーンの美しい海を館内から堪能できる唯一のホテルです。夏場は少し高いのですが、お金があればとてもおすすめです。
ビーチでのんびりできるのはどちら?
宮古島の方が洗練されており設備が整っていると思います。
宮古島
宮古の方が全体的に整っています。特に与那覇前浜ビーチは4-10月はたくさんパラソルやチェアーのレンタルがあり、レンタルする事ができます。パラソルは一日3000円、シュノーケリングセット3000円など。東急ホテルでは宿泊者専用のチェアがあります。
上の写真はシギラリゾートにあるシギラビーチ。こちらでもパラソルやカバナ(おしゃれなテント風の小屋)もレンタルする事ができます。
久米島
はての浜
久米島ははての浜のビーチでバラソルとチェアーのレンタルができるので、借りてみると良いでしょう。
上の写真ははての浜のパラソル。ツアーによってはこの料金が含まれているのもあるので内容を確認してみましょう。
はての浜の無料休憩所。はての浜でパラソルを借りない人はこちらです。日陰がないので、体力を消耗してしまうので、こちらに荷物を置いたり体を休めたりしましょう。
イーフビーチ
イーフビーチは上記の写真の通り、パラソルなどはありません。イーフビーチホテルに宿泊者向けのチェアやプールがあるので宿泊するのも一つの手です。
イーフビーチホテルではプールやジャクジーなどもあり快適に海を楽しむ事ができます。