久米島がつまらないというのは大間違い!面白い観光地や久米島グルメの他、がっかりした人のコメントも徹底レビュー

久米島はつまらないという検索をかけている人は結構いるようなのですが、どういう理由でつまらないと感じているのか調べてみました。久米島は沖縄の離島の中では海もかなり綺麗で、観光する場所もまずまずあるので、個人的にはおすすめなのですが、つまらなくなる理由はいくつかあると思いますので、この記事を参考にしてみてください。最後にはおすすめの久米島の観光地やグルメを紹介しますので、つまらない旅行ではなくとても楽しい旅になると思います。ぜひ久米島の旅行を成功させてください。

久米島がつまらないといっている人はどんなコメントをしている?

久米島の近くの「はての浜」Hate-no-Hama: This breathtaking sandbar, stretching over 7 kilometers, is a pristine strip of white sand surrounded by turquoise waters. Accessible by boat, it’s perfect for snorkeling, swimming, or simply basking in its serene beauty, offering an unforgettable escape into paradise.
久米島の近くの無人島にある「はての浜」は東洋一と言っている人もいるぐらい美しいビーチ。

 

久米島がつまらないという人は確かにいますが、色々対策を考えてみましたので、参考にしてみてください。

  • 久米島には大きな街がないので退屈→リーズナブルな居酒屋は豊富なのでグルメは楽しめる
  • 久米島には雨の日にやることがない→これは本当
  • 久米島にはシュノーケリングスポットがない→はての浜に行くと岩のあるエリアに小魚がいます
  • 大きなお土産屋などかなくショッピングができない→沖縄本土経由の旅にするとショッピングも楽しめる
  • 車で1時間ほどで島一週できるので、観光地があまりなく長く滞在しているとつまらなくなる→フェリーで渡名喜島によって帰るのもおすすめ
  • 沖縄本島から少し離れているためアクセスに時間がかかるのでつまらない→船旅にすると海や島も楽しめる
  • 虫が出てくる→離島はほとんど同じ
  • 冬にする事があまりなくつまらない→冬は旅費が安くなるのでリーズナブルに旅を楽しめる。ホテルライフを楽しむのも良い

はての浜は楽天トラベルだと5000円で宿から送迎もしてもらえるので、おすすめです。クマノミを探すシュノーケリングの器材つきのツアーや、久米島の特産、もずくをシュノーケリングでみるツアーなどもあります。

久米島 モズクのシュノーケリング
写真は楽天トラベル体験より。久米島特産のもずくを漁師さんの船に乗って見に行きます。

 

 

久米島は街がないからつまらない

久米島は7000人ぐらいとかなり人口が多い割には、街っぽいところがなくお土産屋が集まっているところなどもないのが特徴です。ただし一番メインの観光地であるイーフビーチの周りには居酒屋などの飲食店が複数あるので、飲み食いには困らないし、業務用のスーパーやコンビニもあるので、夜楽しみたいという人は、イーフビーチあたりのホテルを選ぶのがおすすめです。

Eef Beach: Renowned for its powdery white sand and crystal-clear waters,
渚百選にも選ばれたイーフビーチ

 

イーフビーチ近くの街並み
イーフビーチ近くの街並み

 

おすすめの飲食店

イーフビーチには島の食材をうまく使った満足度の高いレストランがたくさんあるのでうまく使ってみてください。

cucina985

久米島 レストラン

久米島は島の材料を使ったイタリアンを売りにしている店。マグロのパスタやポキ、車海老のパスタやアヒージョなどをいただけます。金額に対しての満足度が高く、予約がおすすめです。久米島ダコやマンゴーなどもおすすめ。ランチもやっているので、ぜひチェックしてみてください。

食べログでcucina985の詳細を見る

 

イーフビーチ近くでおすすめのホテル

イーフビーチは久米島を代表する海岸で、飲食店が多いので宿泊したい人にはとてもおすすめです。

EN リゾート 久米島イーフビーチホテル

久米島イーフビーチホテル

久米島イーフビーチホテル

窓を開ければ波の音が聞こえるという久米島で最も良いロケーションのホテルと言えるでしょう。美しいイーフビーチを見ながら飲食ができるのは久米島の中でもここだけです。エメラルドグリーンの海をずっと眺めていたいという人は迷わずここにすると良いでしょう。シーズン中は少し高くなるので、もう少し安い方が良い人は後述するリゾートホテル 久米アイランドなどもおすすめです。

 

久米島は雨が降るとつまらない

これは本当ですね。大きな街がないというのにもつながりますが、遊ぶ場所がなく、自然を楽しむ場所ばかりなので、天候が悪いと景色はイマイチだし、何をしてもあまり楽しくありません。沖縄本島や石垣のようにショッピングもできないし、綺麗な土産屋もあまりありません。博物館やテーマパークなどもないので何をしたら良いのかといった感じは否めないでしょう。そういう意味で梅雨明けを狙っていくのはとても大切だと思います。

車を借りて島一周ドライブ、カフェに行ってみる、ホテルでマッサージなどといったプランも良いのではないかと思います。

久米島にはシュノーケリングできるところが少ないのでつまらない

シュノーケルが好きな人はには久米島はあまりおすすめではないです。ビーチ付近は遠浅の海になっておりサンゴもあまりないので、魚を見て楽しみたいという人にはイマイチかもしれません。

はての浜には比較的小さな熱帯魚が岩のあるエリアに集まっているので、シュノーケル道具を持って参加すると良いでしょう。高級ホテルのカウンターで頼むと少し料金が高いので、事前にネットなどでツアーを予約しておくと良いでしょう。

久米島に行くまでに時間がかかるのでつまらない

直行便がある石垣や宮古島に比べると、若干アクセスが悪いのは事実です。ただし夏には本州からの直行便がありますし、沖縄からは飛行機で20分でという短いフライトです。フェリーは3時間かかりますが、慶良間諸島の美しい海を眺められるほか、途中で渡名喜島にもより、美しい海や島々を見ながらの旅を楽しめるのでおすすめですよ。渡名喜島には金曜日のみ2便あるので一便で行って2便に乗って帰るという方法で日帰りができるので、興味のある人は金曜日に行ってみてください。沖縄の原風景とも言える古い家や、風情のある細い路地、道路より低く建てられている家など興味がある人におすすめです。もちろん宿泊も良いと思います。夜はフットライトが幻想的に光る道があります。

慶良間諸島の島陰
慶良間諸島の島陰。フェリーは時間がかかるが船旅自体が観光にもなる。海の色もチェック。
渡名喜島の港
渡名喜島の港はエメラルドグリーンよりの水色。島ごとに違う海の色を楽しんで。
渡名喜島の集落
渡名喜島の集落。白砂の細い路地がたくさんあり風情がある。夜には幻想的なフットライトも。

 

久米島は虫がいるからがっかりする

これは離島あるあるなので、久米島に限ったことではないのですが、アリ、ゴキブリなど小さな虫は結構います。ホテルの中にも入ってきたりすることも珍しくなく、高級ホテルに泊まったのに虫が出てきてがっかりされた人のコメントが複数ありました。自然が多い場所だと完全に防ぐことは難しいですが、高階層の部屋などは這う虫が入ってくる確率が少し減らせるので、スイーツルームなど高階層の部屋が選択できる場合はリクエストしてみるのも良いでしょう。本当に虫嫌いな人は離島自体があまりおすすめできません。

高階層があるリゾートホテル久米島アイランドホテル
高階層があるリゾートホテル久米島アイランド

 

リゾートホテル久米アイランドは前述のイーフビーチホテルより料金が安い事があるので、予算が厳しい時はチェックしてみると良いでしょう。防砂林を挟んでいるので、海が見える部屋は限られているようです。イーフビーチまでは徒歩で数分です。

 

久米島の冬は何もないのでつまらない

沖縄の離島の冬は曇り空が多くなるので、海があまり映えない事が多くなりがちです。また海に入るのにウェットスーツが必要になってしまうのでマリンスポーツも気軽に楽しめるという感じではなくなります。海関連の観光地が多い久米島では冬はあまり楽しくないというのは事実ですが、夏よりホテルや旅費が安くなるのは魅力的。車で観光地を回ったり、居酒屋で久米島グルメに挑戦するなど楽しいでしょう。

おすすめの久米島グルメ

久米島は車海老の養殖が日本で一番多い場所です。島内でもパスタや刺身、塩焼きなどいろんな形で楽しむ事ができます。久米島の深層海洋水を使っており、抗生物質なども使っていない健康的な海老なのだそうです。

久米島 居酒屋 亀吉 車海老の刺身

島を代表する居酒屋「亀吉」で食べた車海老の刺身。

久米島 リゾートホテル イーフビーチホテルのイタリアン

イーフビーチホテルで食べた車海老と島ラッキョのペペロンチーノ。生臭さが全くなく、島ラッキョの独特の食感も面白い、おしゃれな一品です。

久米島そば

いわゆる沖縄そばの一種で、麺が久米島製のものを使っている事が多く、とても美味。久米島では味噌も盛んに作られているので、味噌が入ったそばもあります。

久米島そば

上の写真はよくあるタイプの久米島そば。皮・肉・脂がついた豚バラ肉、「三枚肉」と揚げかまぼこが載っています。

久米島味噌そば

上記の写真は味噌が入った久米島味噌そば。キャベツなども入っているので、ちゃんぽんのような雰囲気があります。味噌が入った沖縄そばで一番有名なのがやん小~(やんぐゎ〜)というお店で、マツコの番組などでも紹介されて、久米島を代表するグルメの一つになっています。

 

やん小の詳細を食べログで見る

もずく

本州で食べられるもずくは養殖者のため細いものがほとんどですが、久米島のもずくは天然物で麺のように太いのが特徴。

ざるもずく

上のものはざるそぱならぬ、ざるもずく。イーフビーチ近くにある亀吉は、久米島を代表する居酒屋で、混んでいるので予約推奨。店主が天然のものをとってくるのだそうです。ミソダレにつけて食べます。

食べログで亀吉の詳細を見る

まぐろ

久米島はマグロ釣りのメッカとして知られており、ビギナーでも釣れるのだそうです。

久米島のマグロ

このツヤツヤ感がわかるでしょうか。

波路の刺身

久米島はマグロの他にも近海魚がたくさん取れます。上記のものは居酒屋「波路」で食べた二人前の刺身2200円。舟盛りでたっぷりやってきます。他のメニューも通常の1.5倍のボリュームなのにかなりリーズナブルで食べられるので、大食漢の人におすすめです。観光客より地元民に愛されるようなお店です。

食べログで波路の詳細を見る

 

 

久米島のおすすめ観光地はどこ?つまらないとは言わせない!

すでに紹介したイーフビーチとはての浜が二大観光地ですが、その他にも見所はたくさんあります。北の方は坂になっているので、レンタカーがあると快適。自転車で回るのは少し大変ですが、電動自転車であれば、4時間ほどで一周できるそうです。経験者はトライしてみても良いと思います。

 

畳石

奥武島にある天然記念物に指定された奇岩。亀の甲羅のような五角形や六角形の形の岩が見られる場所で、干潮時に行くのがおすすめです。満潮時には水の下に隠れてしまいますが、それもまた趣があるのだそうです。遠浅に広がる海も素晴らしく、シュノーケリングなども楽しめますが、流れが少しあるので経験者向き。奥武島には橋がかかっており、イーフビーチからは自転車などでもこれる距離なので、車がない人も頑張ってみても良いと思います。近くのウミガメ館に寄ってみるのも良いと思います。

奥武島の畳石 Tatami Stones of Oujima: On Oujima, a small islet connected to Kumejima, the Tatami Stones are a geological marvel. These pentagonal and hexagonal basalt formations resemble traditional Japanese tatami mats, sculpted by ancient volcanic activity. It’s a fascinating blend of nature and culture, perfect for exploration.
奥武島の畳石

奥武橋から見た景色

奥武島に来る途中にある奥武橋からは鮮やかな海のグラデーションが見えます。自転車で行く人は、橋の上からゆっくり眺める事ができるのでぜひゆっくり時間をとってみてください。

シールガチ橋

海の中にある不思議な橋。干潮時にも船が通れるように浅瀬を掘って航路を作ったところ、人が干潮時に歩いて、潮干狩りや釣りに適したゾーンに行けなくなってしまい、結果このような橋ができたのだそうです。干潮時には海が干上がりこの橋を通る事ができます。目印の看板などがなく、入り口を見つけるのが難しいのですが、海老養殖の看板を目印に海の方に近づき、車が置ける小さなスペースに車を置き、さらに木々の中の小道を探して海に行くのがポイントです。Google Mapだと埠頭の道を彷徨うことになるので注意が必要です。ここも奥武島に近いので自転車でのアクセスが可能です。

シールガチ橋

 

ミーフガー

 

ミーフガ゜ー

子宝に恵まれるパワースポットとして有名です。女性の象徴を表すことから女岩とも言われています。レンタカーが便利。バス停からは20分ほど。

 

 

城壁

久米島には10以上の城跡があり、これらは歴史的な遺産として観光客に人気です。以下にいくつかの主な城跡を紹介します:琉球王国時代に築かれました。石垣や土塁が残っており、歴史的な雰囲気を感じることができます。

城壁

 

城壁

 

久米島 ヤジャーガマ洞窟

ヤジャーガマ洞窟

ヤジャーガマ洞窟

神秘的な空間で、昔からの風葬の場でもありました。入り口はジャングルといった感じでおどろおどろしいのですが、道は割と整備されているので、途中まではサンダルで行くことも可能です。中は照明がないので懐中電灯が必要です。携帯のライトでも行った人がいるようですが、途中で切れると帰って来れなくなるため、オプショナルツアーなどに申し込んでおくと良いでしょう。時間によっては久米仙人と呼ばれるガイドが入り口にいて、懐中電灯を貸してくれる上に詳しく詳細を教えてもらえるのでとてもおすすめです。