モルディブ 水上ヴィラ

新婚旅行で行きたい場所として候補に挙げられるニューカレドニアとモルディブ。この二つはどう違うのでしょうか。二つとも天国のような島というコメントがよく聞かれますが、実際に行ってみてどちらも素晴らしくおすすめです。決めかねる人にどう違うのか写真付きで徹底解説しました。つまらないという人の意見もきっちり載せていますので、反対意見も参考にしてみてください。新婚旅行をターゲットにしていますが、その他の人にも十分参考になる内容になっていますので、最後まで見ていってください。

 

 

ハネムーン・新婚旅行で行くならニューカレドニアとモルディブどっちが良い?

モルディブ ニューカレドニア 水上ヴィラ

どっちも魅力的なので、難しいのですが個人的にはニューカレドニアの方が観光地化しすぎてないので、観光客が少なめでゆっくりと自然を楽しめるのが良くおすすめします。特にウベアは天国にいちばん近い島でも取り上げられただけあって海のグラデーションがこの世と思われないほどのレベルで、一度は見ていただきたいです。白人が人口の30%を占めているので、街が整っており2024年は暴動が起きてしまいましたが、それ以前は治安もとても良くてとても良かったです。フレンチの植民地なので、南国の島国の中ではグルメも充実しています。

モルディブは100を超える島々ごとに個性があるので、泊まるホテルによって雰囲気が多少異なります。ただ大まかに分けて魚が多くシュノーケリングが楽しい島と、魚は少ないけど遠浅の白いビーチが美しい島に分かれます。(あまり魚がいない島もあるので、口コミは必ずチェックしましょう。)水上コテージがある島がほとんどなので、ロマンチックなムードが漂います。また徒歩20分ほどの小さな島にゴージャスなホテルがあるという経験は他の国ではなかなかし難いので、ぜひ特殊な環境を楽しんで欲しいと思います。夕日も朝日もどちらも楽しめるのもモルディブならではです。

 

水上コテージ モルディブ>>>>ニューカレドニア

シュノーケリング モルディブ>>>>ニューカレドニア

ダイビング モルディブ>>>>ニューカレドニア

全体的なサービスの質 モルディブ>ニューカレドニア

コストパフォーマンス ニューカレドニア>>>>>>モルディブ

グルメ ニューカレドニア>>モルディブ

街の美しさ ニューカレドニア>>モルディブ

観光 ニューカレドニア>>>モルディブ

海のグラデーションの美しさ ニューカレドニア(ウベア島)

中国人がいない ニューカレドニア

直行便あり ニューカレドニア

フレンチの雰囲気 ニューカレドニア

春のような季節もある南の島 ニューカレドニア

常夏の島 モルディブ

徒歩20分ほどで歩ける小さな島 モルディブ

イスラム文化圏 モルディブ

治安 モルディブ=ニューカレドニア

モルディブの新婚旅行がつまらなかったという人は?

雨季のモルディブ
曇りの日のモルディブは海もあまり美しくなくがっかり
  • 雨季に行ってしまってほとんど雨か曇りだった
  • 日本語が全く通じなくて困ってしまった
  • 写真と違ってビーチがあまり綺麗でなかった
  • 蚊が多く部屋に入ってきてしまった
  • アクティビティがかなり高額かつ限られていて飽きてしまった

これらから学べるのは、絶対に乾季に行くのがおすすめですね。私は乾季に行ったのですが、それでも曇りの日や数十分のスコールにあいました。曇りだと海の色も冴えないし、雨が降ると海で遊ぶどころか、部屋で待機しておかなくてはならなくなります。新婚旅行がつまらないものにならないように、行く季節だけはきちっと押さえておきましょう。モルディブの雨季はタヒチの乾季に当たることが多いので、タヒチを考えてみるのも良いでしょう。

英語が得意じゃない人はトラブルにあった時の対応ができないので、モルディブはお勧めできないですね。日本語がよく通じるハワイのオワフ島や沖縄の離島も良いと思います。

蚊については、私が行ったときは、木に囲まれている場所で一度だけかまれたくらいで、ほとんど蚊はいなかったのですが、口コミ見ていると蚊がいたという人が数人いました。海外の蚊は日本の蚊取り線香などが効かない場合もあるので注意したいですね。殺虫スプレーは飛行機に持ち込めないのですが、忌避剤は持ち込みが可能です。海外の蚊にも効いたという口コミのある押すだけペーブという製品を私は持ち込みました。フロントとかでスプレーも貰っても良いと思いますし、水上ヴィラは陸上から離れているので虫が出にくいのも利点です。水上ヴィラに思い切って思い切って泊まっても良いとおもいます。

アクティビティは一島一リゾートの場合は結構高いです。安くしたい人はマーフシという原住民の方が住まれている島に泊まって、複数のリゾートに行くツアーに参加するとかなり金額が抑えられます。ただしマーフシ行きの船の看板が出ていなかったりガイドブックにも載っていなかったりするので、旅慣れていない人にはあまりお勧めできません。例えばジンベイザメのツアーであれば、マーフシからであれば30ドルぐらいで行けるのに対して、高級リゾートから行く場合は300ドルぐらい取られることがあります。マーフシには水上コテージはないので、新婚旅行であれば初めの3日をマーフシ、残りを一島一リゾートの豪華なホテルで過ごすとかなり金額が抑えられ、飽きることなく旅行を楽しめるとおもいます。

モルディブ 子供の遊び場

このように木々に囲まれている場所は蚊が多く発生しがちです。

モルディブ マーフシ

マーフシのホテルのプールから撮った写真。海のイメージとしては石垣をさらにトロピカルにした感じでしょうか。ハエが少し多かったです。

モルディブ マーフシ

こちらはマーフシの街並み。他のリゾートに比べホテルはかなり安いのですが、治安はやや悪く、レストランもあまり美味しくないのには注意しましょう。

 

 

 

 

海のグラデーションはどちらが綺麗?

日本では見られない白い砂浜、限りなく白に近い海(そこが白い砂浜で浅瀬のためできる現象)を海外で見て欲しいなと思います。

ニューカレドニア ウベア島

グラデーションの美しさはニューカレドニアが圧倒していると思います。特にウベア島が断然おすすめです。

ニューカレドニア ウベア島の海

 

上の写真はニューカレドニアのウベア島にあるムリ橋から撮った写真です。実物はこの写真よりもはるかに美しく濃い青の部分から白い海までは深さによって色がどんどん変わっているのがわかるでしょうか。まさに天国にいちばん近い島と言っても過言ではないと思いました。ぜひ本物を見て欲しいです。

 

モルディブ 「サン サイヤム オルベリ」

モルディブのビーチでベスト5にも選ばれたことのある「サン サイヤム オルベリ」は遠浅の海がなんと言っても美しい場所です。写真を見てもわかりますが、ニューカレドニアのウベアと比べると白い部分の美しさはありますが、濃い青さがあまりないので、少し映えない感じがあるのがわかると思います。

モルディブ サン サイヤム オルベリ 海

モルディブ サン サイヤム オルベリ 海

干潮時は、白い砂浜にうっすらと海水が入った状態の部分が広がります。椰子の木が多くトロピカルな雰囲気が漂うのはモルディブの方でしょう。インフィニティプールなど最新の設備もモルディブの方が多い気がします。

 

 

水上コテージはどっちが良い?オールインクルーシブのホテルはある? 【ニューカレドニアとモルディブ】

新婚旅行で大事なのは、やはりロマンチックな雰囲気ではないかと思いますが、おすすめなのがなんといっても水上コテージではないかと思います。日本では水中が国の所有物であることや、台風が頻繁に来ることから水上コテージはなかなかお目にかからないので、ぜひ新婚旅行の際はトライして欲しいものです。

水上コテージでおすすめしたいのがハウスリーフ(島の近くの珊瑚)がたくさんある島です。なんといっても部屋からすぐに海まで数秒で行けてしまうことや、砂浜を経由しないので、砂が入らず部屋が汚れないというのもメリットの一つです。プール付きのコテージや床が透明になっていて海が見えるようなコテージもあります。

オールインクルーシブは全ての食事やお酒などが入っているプランです。結構料金が高くなる上に、使えるレストランなどが決まってしまっているため、酒飲みの人には良いのですが、お酒をほとんど飲まない人や長期滞在の人は少し飽きてしまう可能性があるので、オールインクルーシブのプランに何が含まれているのか確認してからの方が良いてず。

モルディブではほとんどのホテルでオールインクルーシブがあります。ニューカレドニアではエスカペード アイランド リゾートのみでオールインクルーシブをやっています。

モルディブ

モルディブ 水上ヴィラ

水上コテージがおすすめなのはモルディブです。小さな島に豪華ホテルを作っているため、敷地を海に伸ばす必要があり、結果として水上コテージがどうしても多くなってしまいます。ニューカレドニアの水上コテージに比べても設備が豪華で、虫が来にくいため新婚旅行にもうってつけです。

バンドス モルディブ 水上ヴィラ

バンドス モルディブ  水上ヴィラ

バンドスモルディブの水上コテージは岩礁に囲まれており、波がほとんどなく天然のプールの状態。夜も月に照らされながらシュノーケリングを楽しむことができました。そして岩礁の向こうには珊瑚と魚のパラダイスが待ち受けています。

ニューカレドニア メトル島の水上コテージ”エスカペード アイランド リゾート”

ニューカレドニア メトル島 水上ヴィラ

ニューカレドニアにはメトル島のエスカペード アイランド リゾートにのみ水上コテージがあります。メトル島は割と魚もおり透明度も高いのですが、モルディブに比べると施設の華やかさがないのには注意したいところです。ただしモルディブに比べると価格はだいぶ安めです。

コストパフォーマンスはどちらが良い?ホテルはどっちが良い?【ニューカレドニアとモルディブ】

モルディブ

コスパは全体的にニューカレドニアの方が良いと思います。ただニューカレドニアの物価はヨーロッパに近い価格なのでお得では決してなくランチでも30ドルぐらいするので、節約したい人はカップラーメンなどをランチにとるのも一つの方法です。ホテルはモルディブに比べると割とリーズナブルで最高級でも一泊10万円しないところがほとんどとです。新婚旅行で少しでも安くという人はニューカレドニアにすると良いでしょう。

モルディブのホテルの相場はかなり高く、インターコンチネンタルなど世界的に有名なホテルであれぱ一泊20万円以上するホテルもざらにあります。6万以上10万円以下であればどちらかというとモルディブの中では中の上といったイメージです。私はこの中の上ぐらいのホテルが程よく贅沢感もあり、日本人に合っているのではないかと思います。

 

アクセスはどっちが良い?

モルディブ ニューカレドニア 水上ヴィラ

直行便があるのは、ニューカレドニアです。東京週4日、大阪週2日もあるので、うまく使うとすごく便利です。ただし1番の見どころである、ウベアやイル・デ・パンなどは本島から飛行機を乗り換えてさらに行かないとダメなのには注意が必要です。日本からの直行便は10万円を切っている時も多く値段的にも優しいです。

モルディブは20万弱しますがシンガポール経由のシンガポール航空かドバイ経由のエミレーツ航空などにすると少しゴージャスで良いと思います。安くつけたい人はコロンボ経由のスリランカ航空だと12万ぐらいなどで行けます。成田からはコロンボでの待機時間が少なく時間やコスパを気にする人は使ってみると良いでしょう。私が行った時は航空会社の都合で欠航したり、リクライニングや座席のテレビが故障していたりといまいちな点もありますが、価格的にはとてもおすすめです。クアラルンプール経由でLCCのエアアジアも飛んでいるので、バックパッカー夫婦など節約派はこちらも検討してみると良いでしょう。

モルディブは特に行きたいホテルが決まっていない場合は北マーレ環礁か南マーレ環礁から選ぶのがおすすめです。それ以外の環礁だと水上飛行機での移動が必要になるので600ドルほどの追加料金が必要になります。北マーレや南マーレ環礁はスピードボートで15分から1時間ほどで着く上に料金も150ドルから300ドルぐらいで済むので圧倒的にお得です。

 

ダイビングやシュノーケリングはどっちが良い?

モルディブ 夜のマンタ

ダイビングやシュノーケリングが有名なのは圧倒的にモルディブ。魚影が濃いという口コミがある島に行くとホテルの客室からすぐにシュノーケリングポイントがある場所も少なくないので、口コミ等をしっかりと調べてから行くとツアーに参加せずともマリンスポーツ三昧のハネムーンを過ごせるでしょう。

代表的なマンタとジンベイザメ。高級ホテルからのツアーだと300ドル近いツアーもあり、非常に高くつくのですが、Mafushiというローカル島から行くと50ドル以下のツアーがありかなり安く済むので、パックパッカー夫婦にはおすすめです。

サービスの質はどっちが良い?

モルディブ バンドス モルディブ

サービスは全体的に、モルディブの方がやや上の気がします。モルディブでは砂がコテージに入りやすいためか、一日に二回ぐらい清掃に来て水などを補給してくれるホテルも多いので、すごく快適に過ごすことができます。ただしサービス料が含まれていないホテルはチップが必要になります。

ニューカレドニアは日本人スタッフがいるホテルでは良いサービスが受けられますが、現地スタッフはそれほどでもと思う時がありました。電話でタオルの追加や予約のサービスを頼んでも、全く動かないことが何度もあり、それからフロントまで行って頼むことが増えました。

 

Author: Kent Sasaki