
ダナンの周辺には魅力的な街や観光地がたくさんあります。その筆頭はホイアンとフエではないでしょうか。個人的にはランタンが灯った夜が楽しく、周囲には世界遺産になっているミーソン遺跡や夜も楽しいテーマパーク、ビーチまであるホイアンが推しですが、ネットを見ていると割とフエ派の方も結構いる感じがあり、最終的には個人の興味によって決めると良いな思いました。どちらにも行って欲しいのですが、日程上どちらかを選ばないとダメな人は選択肢が多いホイアンをおすすめします。この記事を決めて二つの主要な観光地のどちらに行くのか決めてみてください。
またフエとミーソン遺跡どちらにするのか迷っている人もいるので、解説しています。フエは中華風の建物なので中国文化より、ミーソン遺跡はクメール文化なのでカンボジアよりでアンコールワットのような雰囲気があります。どちらも面白く雰囲気で決めて良いと思いますが、決めかねる人はフエの方が見る場所が圧倒的に多いので、時間がある人はフエ、時間がない人はミーソン遺跡でも良いと思います。
フエがおすすめの人【ホイアンとどっちがいい?】
- 歴史好きな人
- 宮殿の優雅な文化に興味がある人
- 「ベトナムの京都」というキャッチフレーズに興味がある人
- 宮廷料理に興味がある人
ホイアンよりフエ推しの人の意見【ホイアンとどっちがいい?】
- ホイアンは小さな街で半日で回れるのでフエで宿泊するのが良い
- フエの方が郊外にも観光地があり見る場所が多い
個人的にはフエの方が似たり寄ったりの観光地が多いので飽きやすいかとは思います。ホイアンは街自体は小さいのですが、周辺も含めるとフエより見所は多いと思います。
フエの欠点【ホイアンとどっちがいい?】
- ホイアンやダナンまで車で2時間以上離れているのでフエを拠点にしてダナンやホイアン観光をするのには不便
- ダナンからタクシーで行くと料金をかなり取られる。(8000円ほど。人数が多ければ問題なし。)鉄道や旅行代理店手配のバスなどがおすすめ
- 廟や王宮しか見るところがないので歴史に興味のない人はかなり苦痛
- 中心地からビーチまでかなり距離がある
- テーマパークなど子供でも楽しめる場所があまりない
フエに宿泊するメリット【ホイアンとどっちがいい?】
ダナンからフエに日帰りで訪れる場合は、行く場所が限られる上に駆け足で回ることになるので注意しましょう。
- 史跡に興味のある人はツアーでは行かないような場所に全て訪れることができる
- 個人で回る場合は、自分のペースでゆっくりできるので、眺望の良い場所などで時間をとって休憩ができる
- 宮廷風のコスプレをして王座で写真を撮ることができる場所もあり興味に応じてゆっくり楽しめる。一番安いので1000円ぐらいと気軽に挑戦できる。(写真上)
- 7時ごろから開いている施設も多く、特に夏は暑くなる前に行くのはとても重要。朝はツアー客も少ないので風情がある
- 世界遺産である「フォンニャ=ケバン国立公園」の玄関口になっているので鍾乳洞に興味のある人にもおすすめ
- ツアーなどの場合は一日で多くのスポットを回らなければならないので、似たような場所が続くと飽きてしまうし疲れてしまう
フエとミーソン遺跡はどっちが良い?
どちらもユネスコの世界遺産になっており観光として面白いので、雰囲気で決めると良いと思います。ミーソンはダナンやホイアンから車で1時間から1時間半と近く、遺跡の中も数時間で見て回れるのに対して、フエはダナンから車で2時間半とかなり疲労します。王宮だけでもかなり広く、じっくり見ようと思うといくらでも時間が必要になります。
フエ
- 中華風の建物
- ダナンやホイアンからは距離があるので一泊するのも良い。周辺の観光スポットに回る価値がある
ミーソンの良いところ
- 紀元前2世紀から1世紀にかけて建設された古代都市
- ヒンドゥー教の神々の彫刻が美しい
- 長い間放置されていたため建物のあちこちから草が生えているなど遺跡の雰囲気がたっぷりある
- まだ未解読の文字などがありロマンを掻き立てられる
- アプサラダンスや楽器の演奏が無料で見られる
修復はできていませんが、シヴァ神などヒンドゥーの神々の彫刻はなかなかのものです。
頭にツボを載せてセクシーな踊りを無料で見られます。個人で行かれる人は時間を必ず調べておきましょう。早めに行っておくと前の方の席が取れるので良いと思います。ツアーの人はショーの途中で帰ることがあるので注意しておきましょう。チャルメラで使うような不思議な楽器の演奏もありました。
ゲームの世界のようです。
ミーソン遺跡のがっかりポイント
- ベトナム戦争でかなり破壊されてしまっているので、見るべきポイントが少ない
- 爆弾が落とされた後などがあり痛々しい
- ポイントが限られてしまっているため人が混雑してしまい雰囲気がなくなる
- アンコールワットと比べると規模が圧倒的に小さく保存状態が悪い
フエに行くのにダナンからのツアーを利用するメリット
- スーツケースなど重いものを持っていかなくて良い
- ホテルまで迎えにきてくれるので、ピックアップ時間までゆっくり時間を過ごせる
- 王宮はかなり広く、似たような施設も多いので、個人で行くとどう回れば良いのかわからない
- ガイドがないとどのような歴史や意味合いを持った建物なのかパッと分かりにくく退屈になりがち
- 王宮以外の史跡はあちこちに散らばっているのでツアーで回ると効率的
- 郊外の史跡からはGrabが捕まりにくいので、時間のロスになりかねない
- ダナン・フエ間には鉄道もあるが、よく遅れる。予約なしだと悪い席になったり乗れないことも。時速も30kmぐらいなので到着が車より遅くなる
- ツアー催行に最小人数が設定されている場合は催行されない可能性がある
おすすめのツアー
一番安いのは現地の代理店に直接頼むのがベストですが、時間的にも余裕がない人が多いと思います。個人的なおすすめはオンラインで申し込めるklookのツアーです。あまり日本では知名度はないのですが、台湾の有名な予約サイトで、中には日本語のツアーもあり、オンラインで申し込める予約サイトでは最安値だと思います。標準価格より安く売っているので現地の人もklookを使って、安く仕入れて標準価格で外国人に売っているのを時々目撃します。ただしキャンセル後の返金に時間がかかってしまうので、キャンセルを考えている人にはklookはあまりおすすめはしません。ダナン発のほか、ハノイ発なども扱っていたので、自分に合ったものを探してみると良いでしょう。
klook
klook ランコ湾・フエ市 日帰りツアー(ダナン発)
5278円より。20人ぐらいのベトナム人と外国人の混合ツアー。英語とベトナム語で解説。5名以上で開催。個人で行くと面倒なだけでなく往復の交通費だけでもかなりかかってしまうので、うまく利用すると良いでしょう。フエに行く途中ではランコー湾の美しい景色を見ることができる格安でおすすめのツアー。
klook フエ プライベート日帰りツアー(ダナン発 / 英語 / 中国語 / ベトナム語 / 韓国語ガイドオプションあり)
一人¥ 14,898円と高いものの、プライベートでのツアーは貴重。口コミによるとガイドの質が高かかったの声がたくさんありました。2名以上の申し込みで、日本語ガイドはないのには注意です。
Veltra
次におすすめなのはVeltraです。klookより知名度があり、世界のオプショナルツアーといえば日本の中では一番なのではないでしょうか。日本の企業なので、外資より安心できるという人もいるはずです。少し高めです。
世界遺産フエ+郊外史跡巡り+リバークルーズ 嬉しい早め帰着<1日/現地ガイド(日本語可)/フエ郷土料理昼食/空港送迎可/ダナン・ホイアン・フエ発>
少し高くなりますが、貸切にしたり、ダナンやホイアン、空港からのピックアップもできる自由度の高いツアーです。日本語のガイドでなければ満足できないという人にもおすすめです。USD116からUSD186。
楽天トラベル
写真 楽天トラベルより ドラゴンボートのクルーズ
ダナン・ホイアン発 フエ日帰りツアー <カイディン帝廟・王宮・ティエンムー寺・ドラゴンボート・宮廷料理>
海外初心者など有名な企業しか信用できないという人は楽天トラベルを使ってみると良いと思います。ただし一番高いのには注意したいところです。35,301 円より。
ツアーを参加した人の口コミ
- 建物が建てられた際の歴史背景や風水について学ぶことができ、非常に興味深かった
- それぞれの皇帝が持っていた考え方を知ることができ、意義のあるツアーだった
- 日本語で説明してもらったのでわかりやすくとても良かった
海外旅行によく人はクレジットカードを持っていると思いますが、最低2枚は持っていくととても安心できます。理由はたまにクレジットカードがうまく反応せず支払えない時でも、カードを2枚目に変えるとあっさり支払いができることがあるからです。また海外ではスリや置き引きが多いため紛失・盗難の可能性が常にあります。
二つのカードは海外保険の内容などが違うので、どちらのカードが良いのかを細かく比較しています。もっと詳しく知りたい人は下記の記事も見てみてください。ベトナムのラウンジでどのようなものが出てくるのかも紹介しています。
海外によく行かれる方におすすめしたいプライオリティーパスが手に入るクレジットカードを紹介します。二つとも私の愛用カードです。1300箇所以上ある世界中のラウンジが無料で利用できるようになると、旅がゴージャスになるだけでな …
フエに行くのに鉄道を使うメリット
- 崖の上から海を見渡せるような絶景スポットが多い
- ラグーンなども見える
- とにかく安い
- 地元の人の生活の一部などが垣間見れる
- 寝台を選択すれば寝ることも可能
鉄道を使うデメリット
- 予約しないと売り切れる可能性がある
- 予約システムが少しわかりにくい
- 頻繁に遅延する
- 降りる駅をしっかり確認しないと次の駅まで行ってしまう可能性がある
- 車より時間がかかる
鉄道の予約と時刻表の調べ方
ダナン-フエ間は公式のホームページから時間を調べ、行く日の前日に窓口で買うのが良いと思います。ホームページでも予約や支払いができるようなのですが、私はうまく行きませんでした。自信のある人はホームページで予約してみると良いと思います。座るだけのソフトシートとベッド付きの寝台車に分かれています。
「from」にĐà Nẵng 「to」 にHuếと入力し片道「One way」か往復「Round trip」を選びます。Depatureに行く日にちを入力、往復であればReturnも入力します。
ちなみに私の行った日の時刻表を書いておきます。内容が変わる可能性があるので各自最新の情報を手に入れるようにしてみてください。日帰りをされるのであれば行き7:44ダナン発、帰り20:16フエ発がベストと思われます。
ダナン-フエ
00:48ダナン発-3:23フエ着
07:44ダナン発-10:30フエ着
10:08ダナン発-13:36フエ着
12:45ダナン発-15:26フエ着
13:54ダナン発- 16:26フエ着
16:40ダナン発-19:15フエ着
18:05ダナン発-20:49フエ着
フエ-ダナン
フエからの便は便が5本ぐらいしかない上に午前中に集中しており、予約しないと乗れない可能性があるので注意しましょう。私は帰りは電車に乗れずに駅の旅行代理店にミニバスを手配してもらいました。ミニバスの方が料金が高いものの早く着くので時間がない人はうまく利用してみるといいと思います。
08:31フエ発-11:08ダナン着
09:25フエ発-12:12ダナン着
10:50フエ発 –13:23ダナン着
11:33フエ発 –14:34ダナン着
私はギリギリにチケットを買ったので、寝台室は上の段しか空いていませんでした。テーブルの上に登ってしか上の段に行き着くことができないので少し不便です。ダナンからフエは進行方向の右側の席が海が見えるのでいいとされていますが、左側の客室でも通路にある大きな窓でゆっくり風景が見られるので問題ないと思います。客室の窓は少し小さく、他の人も気遣う必要があるので写真を撮ったりするのには今ひとつでした。私は客席にはほとんどおらず、客室の外の窓から風景を眺めて、飽きたら客室に戻るという感じで時間を過ごしていました。寝台室にはシーツもありますが、畳んでいるだけで先客が使ったものをそのまま使う感じになるのは気をつけたいところです。
高い崖のような場所から海を見下ろすことができるスポットが何箇所も出てきます。車でも海は見えるのですが、こういう海の中まで見えるようなスポットはほとんどありません。ちなみにベトナムでは離島以外で透明度の高い海はかなり珍しいです。
異国を感じさせる列車とカーブ加減が世界の車窓からのイメージですよね。
ランコーベイ。ここの景色がダナン-フエの間で一番の見どころだと思います。東南アジアとは思えない美しい砂浜があります。
ランコーベイ付近のおすすめホテル
バンヤンツリー ランコー
ちょうどフエとダナンの空港の中間ぐらいにある「バンヤン ツリー ランコー」。ダナンより自然に溢れており、水質もダナンより綺麗です。全室が120平米以上のヴィラでプライベートプールがついており、隣にある姉妹ホテルの大きなプールも使うことが可能です。プライベートプールがついている高級ホテルの中では一室40000円台からと割とリーズナブルな方で、専任のコンシェルジェが予約などの手配をしっかりしてくれます。スタッフのフレンドリーなサービスも絶賛される方も少なくありません。口コミでは東南アジアの中で泊まったホテルの中で一番良かったという人もいました。プールに浮かべて朝食を食べるというフローティングブレックファーストも試すことができるので、手軽な価格でセレブな感じのホテルを試したい人はぜひこちらのホテルも検討してみてください。
写真*楽天トラベルより
写真*楽天トラベルより
フエでおすすめの観光地
フエで最低押さえておきたいのはグエン朝王宮とカイディン帝陵です。時間に余裕がある人は、トゥドゥック帝陵やティエンムー寺院にも足を運んでみましょう。
グエン朝王宮
1802年から143年にわたって置かれたベトナム最後の王朝がグエン朝です。世界遺産に登録されておりフエで最も大きな見どころです。所要時間は1時間半から2時間ほど。周囲が約2kmほどの広大な敷地があります。個人で回るときはどこをみたいのかしっかり調べると良いでしょう。
午門
南にある大きな門で、皇帝が新年の挨拶や科挙の合格発表などを行う場所でもありました。ベトナム戦争の戦地にもなったため銃弾の跡などもみられます。7月頃にはハスの花も見られ、販売もされているそうです。
回廊
紫禁城を囲むようにして作られた回廊は黄金細工が施されており、華やかな宮殿文化を感じさせます。
庭園
個人で回る場合は美しい庭園で休憩できるのがポイントです。
おすすめは延壽宮という皇帝の未亡人のために作られた庭園。風情のある建物の中ではビールやアイスなどを購入でき、庭を鑑賞しながらゆっくりひと息入れることができます。
カイディン帝陵
このカイディン帝の墓はフランスの建築様式に強い影響を受けています。実際カイディン帝はフランスの博覧会に行く機会があったことから、フランス文化に強い関心を持つようになったそうです。この墓を作るために増税するなどしていたとされ、ベトナム国民からは良い感情を持たれていなかったのですが、非常に華やかでベトナムのベルサイユ宮殿ともいえそうな緻密な彫刻がされており、観光としては見逃せないポイントの一つといえます。
増税をしてまで作られたのがよくわかる華やかさ。フランス文化をこよなく愛していたのがよく伝わってきます。
中国の兵馬俑のような場所も見どころの一つ。
こちらはいかにも東南アジアを思わせる彫刻。
フエでおすすめのホテル
フエはダナンに比べるとリーズナブルに泊まることができるので、フエでゆっくりしたいと思う人は宿泊も考えると良いでしょう。
メリア ヴィンパール フエ
フエで最も高層のホテルで、高階層にあたると見事なフエ市内の景色を楽しむことができます。ヴィンパールはベトナムでは有名な5つ星ホテルを展開していますが、フエのヴィンパールは一室一万円以下の部屋があり、ヴィンパールの中でも最もリーズナブルに泊まることができ、口コミの満足度も非常に高くおすすめできます。
Hotels.comでメリア ヴィンパール フエの詳細を見る
エルドラホテル
こちらはフエの中心に位置しており便利な立地。ヨーロッパ風の装飾が施されており、広々としたバスルームが魅力的なホテルです。屋上にはプールがあり、ゴージャスな気分で市街を見渡すことができます。こちらも一部屋一万円以下の部屋があり、リーズナブルにゴージャスを楽しむことができます。朝のビュッフェも値段以上に種類が出てくるので満足できると思います。
ホイアンがおすすめな人【フエとどっちがいい?】
- 古民家が好きな人
- ランタンなどのイルミネーションが好きな人
- 小難しい歴史より見るだけで楽しい場所が良い人
- カフェ巡りが好きな人
- アンコールワットのような古い遺跡が好きな人
- ビーチや透明度の高い島にも行ってみたい人
- ベトナムらしいショーやダンスに興味のある人
フエよりホイアン推しの人の意見【フエとどっちがいい?】
- 遺跡から離島などオプショナルツアーの幅が広いので数日滞在しても飽きない
- ランタンが灯る夜が美しいので、昼も夜も行った方が良い
- 夜楽しいテーマパークがあるのでホイアン宿泊がおすすめ
- ミーソン遺跡はRPGに出てきそうな雰囲気がある。夏は暑いのでホイアンに泊まって朝早く行くと良い
裏道もなかなか味があって面白いので、色々と探索してみましょう。
ホイアンの欠点【フエとどっちがいい?】
- ビーチはあるが、ホイアン中の人が押し寄せるのでかなり混む
- プライベートビーチのあるホテルもあるが、選択肢の多さはダナンに軍配が上がる
- フエの方が宮殿などが広く見る場所が多いのに対しホイアンはこじんまりとしており、街は半日もあれば十分という人も
ちなみに私は古民家カフェやバー巡りが好きなので3日ぐらい滞在しても飽きませんでした。また行きたいです。
ホイアンおすすめの観光地【フエとどっちがいい?】
古い建物には入場料が必要で、入場料は個々で支払うのではなく5枚綴りのチケット(約720円)が必要です。チケットの販売所はいくつかホイアンの街にありますが、一番わかりやすいのは来遠橋(日本橋)の近くにあるチケットオフィス。来遠橋の係員に聞いて教えてもらうと良いでしょう。興味のあるところはどこでも行って良いと思いますが、迷ったら下記の場所を中心に回ってみましょう。
タンキーオールドハウス
18世紀に建てられたホイアンを代表する建物。螺鈿(らでん)細工という貝殻を使った調度品が見事で、貿易で栄えた当時の栄華をしのばせます。狭い場所なのにツアー客が多いので、ゆっくりできないかもしれません。やり過ごしてからゆっくり見るのもいいかもしれません。過去に発生した水害の跡も見られます。2階は現在も家族が住まわれているそうです。
机や椅子の豪華な螺鈿細工は写真に撮っておきましょう。
Hoi An Traditional Art Performance Theatre
ベトナムの伝統的な舞踊を伝統的な楽器に合わせて披露してくれる楽しい施設。日に何回か公演があるのでチケットオフィスでいつ行われるのか確認して、時間を調整していくのがおすすめです。舞台は小さく埋まりやすいので、早めに行って好きな席を取るのが良いと思います。
アプサラダンスはなかなか妖艶で、近くで見るのがおすすめ。鳳凰や亀、龍などに扮したスタッフの踊りのもコミカルで子供も楽しめそうな感じです。入り口でベトナムのビンゴゲームに使う木の板をもらいます。もらった木の板と同じ模様が舞台に表示されるとビンゴで、ランタンの人形?(布でできたランタン)を賞品としてもらえます。
福建会館
福建省の人たちが移住した際に集会所として作られたのが福建会館、華やかな中国の文化を感じることができる場所でもあります。奥には航海の守り神とされる天后聖母が祀られています。
来遠橋(らいえんばし)
ベトナムの2万ドン札にも印刷されている、ベトナムを代表する観光施設でもあります。1593年に日本人が作ったとされ、当時は日本人街と中華街を結んでいたのだそうです。鎖国までは日本人がホイアンにたくさん住んでいた名残でもあります。老子の論語「朋あり遠方からきたる、また楽しからずや」から名付けられたとされています。橋の通行料は無料ですが、祠に行くにはチケットが必要です。(2023年は八度目の修理に入っており、見に行く際は最新の情報を手に入れてみてください。)
シクロでの街めぐり
ベトナムのシクロはぼったくりが多いといわれていますが、ここホイアンではシクロが有名で、比較的安全。車が通れない歩行者天国でも通ることができることから、観光客によく使われています。1時間10万VNDぐらい(約600円)が相場なので、最初は高くいわれても下げてもらうよううまく交渉してみましょう。
カフェ巡り
ホイアンには古民家をうまく利用したおしゃれなカフェがたくさんあるので、気に入ったらとりあえず入ってみるのをお勧めします。トロピカルフルーツをふんだんに使ったジュースやモクテルなどが200円ぐらいからあるので、失敗しても大丈夫。いろいろ雰囲気を楽しんでみましょう。
Faifo Coffee
ホイアンの中でも一番有名なカフェ。目抜き通りであるチャンフー通りにあります。ホイアンの建物はほとんど2階建てなのですが、このカフェは3階建てになっているので、屋上からはホイアンの街並みをゆっくり眺めることができるのでとても気持ち良く過ごすことができます。私が行った時は記念撮影している人で溢れていました。
ナイトマーケットと夜のホイアン
夜のホイアンはあかりが灯り、全く違う雰囲気を醸し出します。音楽のライブがあちこちでやっていたり、西洋人が好きそうな感じの店もたくさんあるので、気に入ったところに入ってみましょう。
ホイアンインプレッションテーマパーク
ホイアンの歴史を音と光で再現した夕方から開催される珍しいテーマパークで、ホイアンの街の観光が一通り終わった後で行くことができるのでとてもおすすめです。15分-30分ぐらいのダンスやショー、ライブがたくさんあるので、開始直後の3時に行くのがおすすめです。目玉は8時から始まる「メモリー」。世界最大級の屋外劇場を使ったショーが見られます。屋外であることを生かし、池や巨大な装置を使った演出、夜であることを生かした火の演出、スタッフ500人という大人数を生かした豪華なダンスや大掛かりな舞台を楽しむことができます。あまりショーなどに興味がなくても一度はいってみるといいのではないかと思います。屋台やレストランなどもたくさんあり食事にも困らないでしょう。
日本では考えられないような面白いモニュメントもたくさんあります。
荒木宗太郎とアニオー姫の結婚式。16世紀に日本人が安南国の女王と結婚するという出来事があり、それを再現しています。荒木宗太郎はアニオー姫を長崎に連れて帰り、その長崎には二人のお墓もあるのだそうです。言葉は分からなくても衣装などが華やかなので楽しいです。
NGUYEN LORD RECRUITED SOLDIERS 王が兵士を雇う場面を再現。棒を使った格闘技風の演舞も迫力があります。
テーマパークは中華風、日本風、ベトナム風のエリアがあります。
日本のエリアは紅葉や桜、忍者などもありいかにも外国から見た日本といった感じでした。(B級感は否めないですが。。)
メモリー
「メモリー」は写真の通り豪快な野外ならではのコンサート。見どころたくさんで、ぜひチケットを事前に購入してから行ってみてください。おすすめはHIGH席で、全体を見渡す事ができ、値段も悪くありません。台湾の予約サイトklookでの予約が正規より500円以上安くなるのでとてもおすすめです。キャンセルの可能性がない人は利用してみましょう。
ECO席 舞台に近く場所によってはダンサーの顔も見えるが、全体を見渡す事ができない。英語の字幕が読みやすいが混んでる事が多い。正規料金600,000 VNĐ(klookだと3100円ぐらいで500円ほど安い)
HIGH席 舞台全体が見渡せる。値段もVIPに比べると比較的安く空いているのでおすすめ。正規料金750,000 VNĐ(klookだと3888円ぐらいで600円ほど安い)
VIP席 一番舞台から遠い席。オペラグラスなどがあれば良さそうです。フルーツや水などが提供される。竹でできた椅子。屋根がついているので雨の時も良さげ。正規料金1,200,000 VNĐ
klookではこのメモリーのショーの他、マッサージや竹籠船のクルーズなど5箇所のアクティビティが無料になる「「ホイアンメモリーズ」公演・ホイアンインプレッションテーマパーク コンボチケット」が約6068円ぐらいで売っており、ホイアンを満喫したい人におすすめです。
ホイアンおすすめのホテル
ホイアンの方が良いと思った人は、徹底的に遊べる宿泊がおすすめです。夜も楽しいホイアンを楽しみましょう。高級ホテルと中級ホテルを紹介します。
アナンタラ ホイアン リゾート
街の中心までは10分ほどかかりますが、街の喧騒から離れているため静かで大人の雰囲気が漂います。欧米人に特に人気です。ガーデンビューより、トゥボン川が見渡せるリバーサイドビューの方がお勧め。オプションでサンセットリバークルーズも楽しめます。レストランもリバービューで、夜はランタンがともり良い雰囲気を醸し出しています。自転車も無料で借りられますが、歩道がほとんど使えないので、ベトナムのバイクに混じって車道を走るのは結構勇気がいるので注意して使ってみましょう。一番安い部屋で30000円台から。
Hoi An Delicacy Hotel & Spa
こちらもホイアンの中心部からは10分ちょっとと便利な立地。一番安い部屋で6000円ぐらいからですが、高級感があり、ホテルのスタッフも親切で様々なツアーを紹介してもらったり、チェックアウト後も車のケアをしてもらったり、携帯の充電器を貸してもらったりと高級ホテルを思わせるようなサービスを受けられます。高階層の部屋からはホイアンの街並みが見え、7Fのルーフトップバーからは川が見えるなどとてもおすすめです。ハッピーアワーは一つ頼むと、もう一つは無料サービスになるなどお得なのでぜひ利用してみましょう。部屋はほとんどがプールビューですが、シティビューの方がどちらかというと良いと思います。自転車も借りられるのでうまく利用してみましょう。
上の写真はルーフトップバーから撮った写真です。ホイアンの赤い屋根が広がります。
Booking.comでHoi an delicacy Hotel&Spaの詳細を見る
Hotels.comでHoi an delicacy Hotel&Spaの詳細を見る
expediaでHoi an delicacy Hotel&Spaの詳細を見る
trip.comでHoi an delicay HotelSpaの詳細を見る
ホイアンからフエに移動するには
ホイアンからフエへの直行便があまりないので、ダナンで乗り換えが良いと思います。ホイアンからダナンまでは 車で40分ぐらいなのでGrabでも十分。さらに安くしたい人は乗り合いのバスなどを代理店に手配してもらうと良いと思います。ダナンからフエまでは鉄道か代理店手配のバスなどを使うと安くつきます。
author:Kent Sasaki