芸術的なフレンチを提供するタテルヨシノが北海道にも上陸。北海道の新鮮な食材に美しいアートを加えたフレンチはとても華やかで食べ応えがあります。
新千歳の国際線ターミナルにありますが、国内線のターミナルからも歩いて7分ぐらいで到着するので、旅のはじめや終わりなどにちょっと寄るのもおすすめです。
タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道の口コミ・評判は?
・男性スタッフの対応がとても良い。ホスピタリティーに富む
・気配りがとても良い。チームワークがとても心地よい
・北海道の素材をたっぷり使用
・アーティスティックな料理の数々
・シェフにご挨拶いただけた
・食べきれないドルチェを部屋まで届けてくれた
・子供用のプレートも素晴らしく、体調のすぐれない家族への対応も良かった
・ホテルに重厚感があり緊張した
・店の前のワインセラーに1000本以上のワインが。ロマネコンティなども
・ノンアルコールのペアリングもあって助かった
・ワイン好きにおすすめ
・質の高さを考えるとリーズナブルといえる
・コースを好きなものにアレンジしてもらえた
・リクエストの一つ上をいく対応をしてもらえて感激した
・盛り付け、出されるタイミング、接客など全てが完璧
アレルギー対応や嗜好によるメニュー変更なども予約時に承っているそうですが、実際に利用されている人もいるようですね。実際行ってみての感想ですが、上記の口コミは全て納得という感じのホスピタリティーでした。
金丸シェフの経歴は? 【タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道のシェフ】
金丸シェフはタイユバン・ロブションやザ・リッツ・カールトン大阪でも働いたことがある輝かしい経歴の持ち主。やはり一流のお店で働いていただけの料理は出てきます。
ちなみに金丸シェフは吉野建シェフの直接のお弟子さんではないそうです。オープン当初は吉野シェフに色々と指導があったようですが、今はほとんど手直しはなく、金丸シェフオリジナルに近いとのこと。
タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道のドレスコードは?
スマートカジュアルということなので、フォーマルな格好でなくても良いそうです。少し小綺麗な格好をしていれば、旅の始めや終わりなどにいくのも良さげです。
タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道の特徴は?
「ゲリドンサービス」はゲストの前で料理を仕上げてもらうサービスで、お店の自慢は鳩肉の料理。一羽丸ごと焼いた鳩肉を手際よく捌くパフォーマンスが見られるそうです。
またお祝いの際 には歌のサービスもあるので、記念日には伝えておくとよさそうです。
タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道のランチは?
今回は【6・7・8月 夏のランチコース】ムニュ デクーヴェルト、6000円のコースにプラス1200円でメインを和牛のステーキに変更しました。
前菜 グジェール、ブーダンノワール、イベリコ豚のハム
前菜ながらカレーを加えるなど個性のある出来栄えになっていました。
ワインはブルゴーニュ・リュリーのワインをセレクト。高貴な花の香りはこういうお店にとてもよくあいます。
グラスワインは余市のワインなどもあります。
オマール海老、帆立貝のほんのり温かいサラダ
シェリーヴィネガーとアヴォカドのソース
さすがの北海道。ここまで新鮮なものを東京で用意するのは本当に大変なことです。プリプリの身とおしゃれなアヴォカドソース。今回の夏のコースは冷たい中に少し温かいものを入れて食欲アップというのがテーマのようです。
冷たいインカの目覚めのクレーム
温かい牛テールの煮込みとポーチドエッグを添えて
こちらは一番芸術的で、味も良かったお気に入りの一品。目の前でヴィシソワーズを入れる手際も美しかったです。じゃがいもは保存が効くのでどこで食べても同じと思いがちですが、ヴィシソワーズは北海道で食べるのが圧倒的に美味しいと思います。このヴィシソワーズは食用花で飾られて芸術的。中には温めたポーチドエッグがあり、崩していくとまた味が変化していきます。最後に温めたテールが底の方にあり、冷たさと温かさが一体化する感じがとても斬新です。
千歳和牛のステーキとドゥフィノア
個人的にはさしがたっぷり入った和牛が良かったのですが、今回のステーキは赤身の部分がメインでした。ドゥフィノアはじゃがいものグラタンですが、サツマイモが入っていたのか、かなり甘めでした。
パンは自家製パンとのこと。三種類あり豆乳を入れたパンが非常に柔らかく、味わい深く良かったです。布で蓋をしてくれるので温かさが残ります。
リュバーブのクラフティ
酸味が印象的なリュバーブを用いたデザート
コーヒーと小菓子
ランチは混んでいたり、追加注文等が特になければ1時間強で終わるので、旅の終わりにいく場合はチェックインの1時間半ぐらい前に入店するようにしておくと良いのではないかと思います。
タテルヨシノ ポルトムインターナショナルは銀座や和歌山とは違う?
銀座店は今はなくなってしまいましたが、タテルヨシノの他店との比較を少ししてみたいと思います。高級感や重厚感は他店と遜色ないですが、シックな色を主に使っているのでよりモダンな印象を受けます。銀座も和歌山も窓が大きく取られ見事な景色が見られるのが特徴ですが、こちらは窓がない代わりに、ホテル自体のシックな雰囲気を楽しんだり、店の前の見事なワインセラーを見たりすることができます。
銀座店の料理は宝石箱や絵画のようなゴージャスな芸術品といった感じでしたが、金丸シェフの作品は「優美」といった感じかと思います。過美というより少し装飾を減らして、どこかしら優しさが感じられるような印象。
素材の良さは、和歌山店を上回る勢いでさすが北海道といった印象でした。ただステーキは柔らかさや旨味の面から和歌山に負けていたように感じました。
北海道店の売りであるゲリドンサービスは今回ヴィシソワーズで少し見ることができました。手際の良いパフォーマンスが美しかったので、鳩のロティなどでもっと見たいなと思っています。
味については人によると思いますが、個人的には北海道が一番お気に入りでした。通だけでなく万人から愛されそうなストレートな美味しさです。
タテルヨシノの予約は一休やヒトサラが便利
予約は一休レストランやヒトサラから簡単に空席があるかを確認できます。コロナ禍では朝食は宿泊者のみ限定となっているので注意が必要。ランチは12:00から14:00までのスタートを選べるのでとても便利です。
ランチ6050円より
ディナー14050円より
ヒトサラは下記のバナーをクリックしてください。
最後に今は無くなってしまった元祖タテルヨシノ銀座と和歌山のオテルヨシノとの比較記事がありますので興味のある人はどうぞ。
日本を代表するようなフレンチ界の重鎮、吉野建シェフが経営するフレンチの名店、タテルヨシノ銀座(2020.11.30に閉店してしまい現在では食べられなくなってしまいました。。)と食べログでかーSILVERを取り続けている和 …
北海道観光でおすすめの記事
アイヌ文化の集大成とも言える施設「ウポポイ」。新千歳空港から1時間とアクセスも良く、低価格で一日遊べるので文化系に興味を持っている人にはおすすめですよ。
1200円という低価格で一日中、アイヌの文化を楽しむことができるウポポイは、少数民族や音楽、ダンス、語学などに興味を持っている人には特におすすめの施設です。国が予算を投入しているので、見栄えのある出来になっています。アイ …
次々とオリジナリティーの高いホテルを生み出す星野リゾート。北海道のおすすめを集めてみました。
海外になかなか行けない人は北海道で非日常感を味わいたいものではないでしょうか。北海道の星野リゾートはまさにうってつけ。どちらも新千歳空港から特急で1時間から1時間半ほどで着くという好アクセス。どちらにしようか迷っている人 …
登別温泉は数種類の温泉が一度に楽しめる全国でもトップクラスの温泉地と言えるでしょう。おすすめのホテルを集めました。
登別温泉は一つのホテルでも数種類の温泉に入ることができる全国でも有数の温泉地。ホテル選びで悩んでおられるのであればこちらの記事を参考にして決めてみてください。どこも温泉が売りの宿が中心で、大きく異なるということはないので …